ウルトラハイテンション材とは? わかりやすく解説

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ウルトラハイテンション材

英語 ultra high tension material

高い抗張力もたせた高張力鋼板のことをハイテンと呼ぶ。さらにウルトラハイテンション材とは、超高張力鋼板と呼ばれている。ドアアウターパネルなどは、車両側面からの衝撃対す強度要件強化や、軽量化薄板化が進むにつれて、そのデント対策含め高張力鋼板使われる例多くなってきた。普通の鋼板引張り強さが270N/mm2級に対し高張力鋼板370~590N/mm2級であり、その成形性から適正な鋼板種類選択して使用することになる。最近では、高張力鋼板Tiなどの炭窒化形成元素添加し、その析出強化機能あわせて利用して強度高めた980N/mm2級、1020N/mm2級以上の超高張力鋼板も開発されつつあるが、溶接性悪く成形性にも難があり、安全対策としてトラックフレームバンパーなどに一部使われ実績ある程度である。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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