M78星雲
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M78星雲(エムななじゅうはちせいうん)は、ウルトラシリーズに登場する架空の星雲。ウルトラマンらの故郷で、銀河系から300万光年離れたところに存在する設定になっている[1]。
注釈
- ^ 『A』第14話では「M87星雲」と誤って呼ばれている。
- ^ 『タロウ』第25話では「プリズマスパーク」と誤って呼ばれていた。
- ^ ウルトラマンキングの「キング」は一種の称号的な名前であり、少なくとも現在は光の国の王ではない。
- ^ 美術デザインは後藤正行が担当した[7]。
- ^ 当初は登場予定はなかったが、「設定上差し障りないなら出したい」というスタッフの意向で登場した[8]。
- ^ 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では、光の国から発せられたディファレーター因子の影響を受けた惑星とされる。
- ^ 映画『ウルトラマン怪獣大決戦』で共演したことから、U40もM78星雲内であるという説が語られることもあるが、公式に語られたM78星雲とU40の関係は、2011年の時点では漫画『ウルトラマン超闘士激伝』にて両者が友好国であると語られたのみである。
- ^ 第31話は『ふしぎの海のナディア絵コンテ全集』[要文献特定詳細情報]の絵コンテではウルトラマンのシルエットであり、そこにはウルトラサインまで登場していた。
出典
- ^ a b c d e f ウルトラ怪獣大全集 1984, pp. 94–95, 「これがウルトラの国だ」
- ^ “ウルトラマンのふるさと”. 三菱電機. 2024年1月31日閲覧。
- ^ 『不滅のヒーローウルトラマン白書』(初版)朝日ソノラマ〈ファンタスティック・コレクション・スペシャル〉、1982年12月31日、75頁。雑誌コード:67897-80。
- ^ ウルトラ銀河伝説VisualFile 2010, pp. 74-75、108-109, 用田邦憲「column 光の国へと続く道」
- ^ 米谷佳晃「ウルトラの星を創造せよ」『華麗なる円谷特撮デザインの世界 ミラーマン☆ジャンボーグA 米谷佳晃デザインワークス 1971〜1973』講談社、2014年4月14日、120-123頁。ISBN 978-4-06-364953-6。
- ^ ウルトラ怪獣大全集 1984, p. 96, 「ウルトラの父」.
- ^ a b ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 68.
- ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, pp. 57–59, 「坂本浩一×岡部淳也対談」.
- ^ a b ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 45, 「光の国の市民たち」
- ^ a b DVD『ウルトラヒーロー 大映像図解!光の国編』(バンダイビジュアル・2010年6月25日発売・BCBK-3792)
- ^ a b c d ウルトラ銀河伝説超全集 2009, pp. 24–27, 「これがウルトラ戦士の故郷M78星雲・光の国だ」
- ^ ウルトラ銀河伝説VisualFile 2010, p. 68.
- ^ “帰ってくれウルトラマン 元円谷プロ岡部淳也氏作「デブトラマン」が地球どころか自分の生活を守れてない”. ねとらぼ (アイティメディア). (2016年10月24日) 2020年8月19日閲覧。
- ^ “ウルトラマンヒカリ”. 円谷ステーション. 円谷プロダクション. 2020年10月3日閲覧。
- ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 19, 「宇宙監獄」.
- ^ “須賀川市×M78星雲 姉妹都市誕生にウルトラの父「光の国から夢を届けたい」”. (2021年2月13日) 2021年2月15日閲覧。
- ^ “国際通りをウルトラマンの聖地に 那覇市の商店街連合会が宣言 星雲「M78」は「南の那覇」”. 琉球新報. (2021年2月13日)
- ^ “うるとら哲夫”. 沖縄話芸、一人ゆんたく芝居、「うちな〜噺家 志ぃさー」(藤木勇人・ふじきはやと)公式ウェブサイト. 2021年2月15日閲覧。
- 1 M78星雲とは
- 2 M78星雲の概要
- 3 その他の作品に登場するM78星雲
- 4 外部リンク
ウルトラの国
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光の国最大規模の都市。建造物の数々は空中浮遊・移動能力を持つため、都市の景色はたびたび変わるといわれている。 プラズマスパークタワー 光の国の中心に存在する一番巨大な建物であり、常に空中に浮いている。 室内には人工太陽プラズマスパーク・エネルギーコアが存在し、光の国の中核を構成している。エネルギーコアを奪われてしまうと他の星に被害が及ばないように星の全機能が停止してしまい、光の国は凍り付いた極寒の星となるため、コアに触れることはウルトラ族の間では禁止されており、これを破った者は追放処分と「M78宇宙警備法」で決められている。なお、実際にこの法を犯したのは、ウルトラマンベリアルとウルトラマンゼロである。コアのデザインは『タロウ』に登場したウルトラベルを模している。 岡部淳也は映画の構想当時に「コントロール室には太ったウルトラ戦士もいるだろう」と肥満体形のフィギュアを造型したが、当然ながら登場は実現せずお蔵入りしたうえ、後年に倉庫を整理した際に出てきたこのフィギュアもすぐに破棄したという。 宇宙警備隊本部 宇宙警備隊の活動拠点である本部基地。『タロウ』第24話・第25話ではアルファベットの“I”を模った大型の建造物だったが、『ウルトラ銀河伝説』以降の作品では空中に浮かぶ多数の菱形で構成されたものとなっている。 ウルトラスペースポート 宇宙船の発着港。来訪した友好的な宇宙人などがディファレーター光線に耐えられない身体だった場合に備え、バリヤーも展開されている。 ウルトラコロセウム 宇宙警備隊員を目指すウルトラ戦士たちの訓練施設。光線技用のターゲットビジョンや、1対1の肉弾戦用の足場などが存在する。なお、後者では光線技や必殺技の使用は厳禁とされている。 ウルトラ小学校 / 宇宙情報センター 『タロウ』第24話・第25話に登場。小学校と情報センターを兼ねている、当時の光の国の中でも巨大な建造物。タロウも卒業生である。 ウルトラサインの伝言発信サービスも行われている。 ウルトラタワー エンペラ星人率いる怪獣軍団との勝利を記念し、ウルトラの父によってウルトラの国からやや離れた場所に建設されたタワー。タワー内部にはウルトラベルが納められている。タワー上部から炎が燃え上がっており、それぞれ悪意のある者を焼き尽くして決して消えることがない命の炎、タワー内を通過しようとする者を正しい心の持ち主かどうか試す正義の炎、ウルトラベルを保管する平和の炎の3つの層に分けられている。 宇宙科学技術局 ウルトラマンヒカリの元所属先。施設の外形やヒカリの登場以前については不明だが、ニュージェネレーションヒーローズの活躍開始以降は彼らの戦力強化アイテム(ウルトラカプセルやジードライザー、ウルトラメダルやウルトラゼットライザーなど)の開発が行われている。
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