ウェゲナー肉芽腫症とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ウェゲナー肉芽腫症の意味・解説 

ウェゲナー‐にくがしゅしょう〔‐ニクガシユシヤウ〕【ウェゲナー肉芽腫症】

読み方:うぇげなーにくがしゅしょう

Wegener's granulomatosis副鼻腔炎蓄膿(ちくのう)症)のような症状引き続き肺炎腎炎血管炎など多彩な異常をきたす進行性腫瘍(しゅよう)性疾患予後不良疾患とされていたが、早期免疫抑制剤副腎皮質ステロイド剤などによる免疫抑制療法を行うことで予後改善し寛解する場合もある。

[補説] 医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という。


多発血管炎性肉芽腫症

(ウェゲナー肉芽腫症 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 06:47 UTC 版)

多発血管炎性肉芽腫症(たはつけっかんえんせいにくげしゅしょう、英語: Granulomatosis with polyangiitis; GPA)は1939年ドイツの病理学者Wegenerにより報告された。かつては、ウェゲナー肉芽腫症 (ウェゲナーにくげしゅしょう、英語: Wegener's granulomatosis) との名称が頻用されていたが[1]、血管炎の分類を定めたCHCC分類が2012年に改訂され、DHCC分類名称は「多発血管炎性肉芽腫症 (Granulomatosis with polyangiitis)」となっている[2]


  1. ^ 難病情報センター 多発血管炎性肉芽腫症、2015年12月最終確認
  2. ^ 帝人ファーマ株式会社 CHCC分類 2012、2015年12月最終確認
  3. ^ JAMA 2007; 298: 655-669
  4. ^ Rituximab versus cyclophosphamide for ANCA-associated vasculitis. N Engl J Med 2010; 363: 221-232.


「多発血管炎性肉芽腫症」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウェゲナー肉芽腫症」の関連用語

ウェゲナー肉芽腫症のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウェゲナー肉芽腫症のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの多発血管炎性肉芽腫症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS