インマヌエル

世界宗教用語大事典

インマヌエル 【Immanuel】

ヘブライ語で「神われらと共にいます」の意。イザヤ書やマタイ伝によれば、「見よ、処女みごもりて子を生まん。その名はインマヌエルと称えられん」とある。これがイエス出生の予言だとされている。日本の女医第一号といわれる荻野吟子の夫志方之善（熊本県出身）は、一八九一（明治二四）年北海道の利別原野に入植、そこにインマヌエルとの地名をつけ慰満奴恵留の漢字を当てた。「神が丘」とも訳され、一九三三（昭和八）年、瀬棚郡今金町字神丘となった。また戦後、東京にインマヌエル綜合伝道団ができた。→ 荻野吟子

外国人名読み方字典

インマヌエル

名前 Immanuel； Emmanuel

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インマヌエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/22 14:46 UTC 版)

インマヌエル（ヘブライ語: עִמָּנוּאֵל‎、Immanuel、Emmanuel、Imanu'el）は、旧約聖書に登場する人物。『イザヤ書』7章14節、同8章8節にその誕生が預言される。キリスト教の新約聖書の『マタイによる福音書』1章23節にも登場する。インマヌエルは二つの言葉、インマヌ（עמנו 、Immanu、われらとともにいる）とエル（אל 、El、神）を組み合わせた名前で、「神はわれらとともに」の意味である。