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インフレ-ギャップ 5
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有効需要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/03 21:54 UTC 版)
(インフレ・ギャップ から転送)
有効需要(ゆうこうじゅよう、英: Effective demand)とは、貨幣的支出の裏づけのある需要[1]。金銭的な支出を伴った欲望として、単なる欲望とは区別される。「有効」という言葉は、貨幣支出(購買力)に基づいていることを示している。
経済学では、有効需要とはマクロ経済全体で見た需要のことを指し、消費・投資・政府支出および純輸出(輸出マイナス輸入)の和で定義される。総需要と同義である。「全体としての産出物の需要表」[2]。全体としての産出に必要な雇用が完全雇用状態でない場合、非自発的失業が生じる。古典派は非自発的失業がない状態まで全体としての産出が行われるとする。
経済学者であるミハウ・カレツキあるいはジョン・メイナード・ケインズによって提唱され、後に形成されたケインズ経済学(ケインジアン)の考え方の根幹となっている。
- ^ goo辞書「有効需要」[1]
- ^ Keynes,Collected Writings John Maynard Keynes,Vol.XIV,Macmillan,1973 P.85
- ^ goo辞書「有効需要の原理」[2]
- ^ 貯蓄量は消費性向に依存する。
- ^ ケインズによれば投資量は貨幣供給量、期待利潤率および流動性選好に依存する。また、需要側の支払手段である貨幣はつねに金利や貨幣選好など貨幣市場の制約を受ける。
- ^ 『ジョン・メイナード・ケインズ』美濃口武雄(一橋論叢1990-04-01一橋大学機関リポジトリ)[3]
- ^ 需要量(有効需要)が供給量と一致しないとき、有効需要に一致するように供給サイドで財・サービスの生産量が調整される(失業・過剰在庫の発生)。
- ^ Keynes [1936]p.267, 邦訳264ページ
- ^ 過大な流動性選好だけで非自発的失業が発生しうることを、ケインズ自身は「人々が月を欲するために失業が生じる」と表現している(Keynes[1936]p.235, 邦訳234ページ)。
- ^ 『ジョン・メイナード・ケインズ』美濃口武雄(一橋論叢1990-04-01一橋大学機関リポジトリ)[4] P.15-17
- 1 有効需要とは
- 2 有効需要の概要
- 3 比較概念としての顕在需要
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