インフリキシマブとは? わかりやすく解説

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インフリキシマブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 00:15 UTC 版)

インフリキシマブ: Infliximab)は、抗ヒトTNFモノクローナル抗体である。レミケード(Remicade)という商品名で、アメリカ合衆国ではジョンソン・エンド・ジョンソンの子会社であるセントコア社(Centocor)から、日本では田辺三菱製薬から販売されている。自己免疫疾患などの適応を持つ生物学的製剤のひとつで、副作用に免疫抑制作用がある。


  1. ^ クローン病ではおおよそ2か月に一度5mg/kgを投与としているが、これに従った場合、体重60kgの患者に一回あたり300mg、すなわち約30万円(3割負担の場合の自己負担は約10万円、高額療養費に該当すれば4回目からは44,400円)ほどかかる。
  2. ^ 医薬品情報・検索 イーファーマ. “レミケード点滴静注用100”. 2010年10月28日閲覧。
  3. ^ Stagaki E, Mountford WK, Lackland DT, Judson MA (2009). “The treatment of lupus pernio: results of 116 treatment courses in 54 patients”. Chest 135 (2): 468-476. doi:10.1378/chest.08-1347. PMID 18812454. 
  4. ^ Moravan M, Segal BM (2009). “Treatment of CNS sarcoidosis with infliximab and mycophenolate mofetil”. Neurology 72 (4): 337-340. PMC 2677503. PMID 19171830. http://www.neurology.org/cgi/data/72/4/337/DC3/1. 
  5. ^ 日本化薬、バイオ後続品を承認申請 乳がん・胃がん治療用”. 日本経済新聞 (2017年4月11日). 2019年8月17日閲覧。


「インフリキシマブ」の続きの解説一覧

インフリキシマブ(Infliximab レミケード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:33 UTC 版)

分子標的治療」の記事における「インフリキシマブ(Infliximab レミケード)」の解説

TNF-α抗体であり、強直性脊椎炎ベーチェット病クローン病潰瘍性大腸炎尋常性乾癬治療用いられる

※この「インフリキシマブ(Infliximab レミケード)」の解説は、「分子標的治療」の解説の一部です。
「インフリキシマブ(Infliximab レミケード)」を含む「分子標的治療」の記事については、「分子標的治療」の概要を参照ください。

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