インフラストラクチャーとは? わかりやすく解説

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infrastructure

別表記:インフラストラクチャー

「infrastructure」とは、基盤基本的施設インフラのことを意味する英語表現である。

「infrastructure」とは・「infrastructure」の意味

「infrastructure」とは、基盤基本的施設インフラという意味で用いられる名詞である。国または組織効果的に機能するために使用する輸送電力供給など基本的なシステムおよびサービスコンピュータシステム動作し、他のコンピュータと通信するために必要な機器ソフトウェアなど、必要不可欠基盤のことを指す。また、飛行場海軍基地などの軍事施設も「infrastructure」である。「infrastructure」は不可算名詞ではなく可算名詞として用いられる形容詞形は「infrastructural」で、社会基盤の、インフラとなる、という意味で用いられる

「infrastructure」の複数形

「infrastructure」の複数形は、「infrastructures」である。

「infrastructure」の発音・読み方

「infrastructure」の発音は、カタカナ語では「インフラストラクチャー」と表記される発音記号では「ìnfrəstrʌ'ktʃɚ」と表記されるため、カタカナにすると「インフラァストゥラァクチャ」という発音になる。

「infrastructure」の語源・由来

「infrastructure」の語源は、下にという意味の印欧語根の「ndher」である。印欧語根の「ndher」が、低いという意味のラテン語の「 inferus」に変化し下部という意味の英語の「infra-」と構造という意味の英語の「structure」が組み合わさり、「infrastructure」になった

「infrastructure」を含む様々な用語の解説

「infrastructure bill」とは


「infrastructure bill」とは、インフラ包括法案のことを意味する英語表現である。鉄道飛行機自動車電力網エネルギーシステムなどの整備や、インターネット環境整備など、社会生活円滑に行えるようインフラ整えるための法案である。

「Infrastructure as Code」とは


Infrastructure as Code」とは、コンピューティングインフラにおいて、手動プロセスではなくコード使用してインフラ管理および供給するツールである。通称IaC」と呼ばれており、使用するインフラ仕様を含む構成ファイル作成されるため、構成編集配布容易になる

「IT infrastructure」とは


IT infrastructure」とはITサービス基盤で、IT サービス提供するために必要なすべてのハードウェアソフトウェア、およびネットワークリソースが含まれるITインフラストラクチャにより、組織ITソリューションサービス従業員パートナー顧客提供できる

「Infrastructure as a Service」とは


Infrastructure as a Service」とは、インターネット利用したコンピューターの利用形態一種であり、IaaSとも呼ばれている。仮想化技術利用してデジタルインフラインターネット経由オンデマンド提供するサービスのことを指す。サーバー購入の手間もかからず、すぐにサーバー作成できるほか、サーバー作成自由度が高いのが特徴である。

「infrastructure engineer」とは


infrastructure engineer」とは、インフラエンジニアのことを意味する英語表現である。企業内部業務実行データの収集デジタル製品開発と発売オンラインストアサポート、およびその他のビジネス目標達成必要なIT環境設計構築調整、および維持する人物のことである。

「infrastructure」の使い方・例文

・The earthquake has badly damaged the country's infrastructure.(地震は国のインフラ深刻な損害与えた
・The industry was accused of having invested little in workers, plant or infrastructure.(業界は、労働者工場、またはインフラストラクチャにほとんど投資していないと非難された)
・More money is needed to maintain the country's infrastructure.(国のインフラ維持するには、より多く資金が必要である)
Improvements are being made to the city's decrepit infrastructure.(市の老朽化したインフラ改善が行われている)
・The government need to spend more money on maintaining and repairing infrastructure.(政府は、インフラストラクチャ維持修復により多くお金費やす必要がある
・Some developing countries lack a suitable economic infrastructure.(一部発展途上国には、適切な経済インフラがない)
・The new bill will also help to improve the general infrastructure.(新し法案は、一般的なインフラストラクチャ改善にも役立つ)
Money has been thrown at physical infrastructure.(物理的なインフラストラクチャお金投入されている)
・I didn't expect the important infrastructure to disintegrate so fast. (重要なインフラこれほど急速に崩壊するとは思わなかった)

インフラ

別表記:インフラストラクチャー
英語:infrastructure

インフラとは、「基盤となるもの」を意味する語であり、社会経済産業・生活を営むために不可欠な設備制度サービスなどのこと、または、組織運用下支えするシステムなどのことである。

「インフラ」は英語の名詞infrastructure(インフラストラクチャー:基盤下部組織)」を直接語源とするカタカナ語である。日本語ではもっぱら「インフラ」と略される英語では日本語のように infra とは略さない

インフラの具体例

インフラの主な例としては、道路鉄道上下水道電気電話網通信網、あるいは学校病院、湾港やダムなどが挙げられる

物流システムもインフラと呼ばれる場合少なくないひとえに物流が「生活の根本支えている基盤であるからである。

地震水害などに襲われ場合などは生活に直結するインフラ(いわゆる生活インフラ)の復旧最優先課題のひとつに位置づけられる。

インフラの派生表現

インフラと呼ばれる設備等のうち、道路橋梁トンネル信号機鉄道バスといった交通関連のインフラを特に「交通インフラ」と総称されることがある上下水道は「水道インフラ」、公衆交換電話網移動体通信ネットワークは「通信インフラ」、IT分野活動用いられるインフラは「ITインフラ」のように呼ばれることもある。

ITインフラのうちネットワーク構築要するインフラを特に「ネットワークインフラ」と呼ぶことも多い。

観光振興話題では「観光インフラ」という表現用いられることがある。この場合観光インフラは「空港・港湾道路交通網」「宿泊施設観光案内施設観光案内表示」「観光業従事する人材」といった要素含まれる

インフラの語源

インフラは「インフラストラクチャー」の略である。インフラストラクチャーは、英語の「infrastructure」のカタカナ表記であり、外来語である。ちなみにinfrastructure は 「infra下部)+structure構造)」という語根構成単語である。しかし英語では日本語のように infra と略するような使い方はされない

英語の infrastructure は、基本的には「基盤」「下部構造」「構造下支えするもの」といった意味合い単語である。英語でも、日本語的「インフラ」と同様の社会基盤となる施設」という意味で用いられることも多い。加えて英語の infrastructure は「組織下位構造のような意味合い用いられる場合もある。

インフラの例文

インフラの類語

「インフラ」の類語代替表現としては、まずは「基盤」の語が挙げられる。しかし「基盤」だけでは心許なく、文脈に応じて社会基盤」や「生活基盤」「産業基盤」「交通基盤」「通信基盤」「金融基盤」のように言葉足してやる必要がある。いっそ文脈に応じて交通網」「ハードウェア資産」「電気ガス水道のたぐい」のような言い方換えると良いかもしれないそうでなければ最初に構築しておく必要がある設備のような説明的な記述を取ることになる。「インフラ」という言葉が、日本語既存語彙では端的な表現難し概念であるため、外来語由来する「インフラ」として定着した、と解釈すれば、うまい代替表現見出せなくても半ば当然であろう

インフラストラクチャー【infrastructure】


インフラストラクチャー


インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 21:50 UTC 版)

インフラストラクチャー英語: infrastructure)とは、「下支えするもの」「下部構造」を指す観念的な用語であり、以下の意味がある。


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「インフラストラクチャー」の続きの解説一覧

インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 07:39 UTC 版)

ネットワークコンバージェンス」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

前述のように、従来電話会社は、収束市場ビジネス拡大するためにさまざまな対策講じている。インフラストラクチャの面では、at&tのような企業は、音声およびデータ伝送品質速度向上させるために、従来銅線からファイバーへのアップグレード開始した比較簡単なアップグレードで、インターネットへの高速アクセス可能にするデジタル加入者線DSL)を提供できるキャリアはまた、自社銅線インフラストラクチャ補完するケーブルインフラストラクチャを取得しケーブル会社との協力求めている。これらの動きは、将来的プログラミングインタラクティブテレビ追加することにより、ビジネス拡大役立ちる。 Verizonは、ネットワークアップグレード150ドル以上を投資している。これらの投資前向きな結果もたらしている。ベライゾン最近財務報告によると、新しいファイバーネットワークに263,000人の新しテレビ顧客262,000人の純新規インターネット顧客追加された。同時にビデオおよびブロードバンドサービスが成長牽引しレガシー通信市場消費者収益を約1%増加させた。 At&tは、音声ビデオブロードバンド、ケーブルサービスで構成される独自のバンドルサービス開始した専用ハードウェアWebインターフェース使用することにより、ユーザー番組制御および選択しテレビでインターネットリンクすることができる。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 08:18 UTC 版)

FCC (スペインの企業)」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

建設事業 FCCコンストルクシオン(FCC Construcción)を通じて事業展開。鉄道空港・港湾水管インフラなど設計・開発保守コンセッション加えユニークな建造物スポーツ施設医療機関など、高度な専門性求められる建設プロジェクトにも多数参画スペインポルトガルイギリスアイルランドフランスイタリアベルギーオランダノルウェールーマニアエジプトサウジアラビアカタールアメリカ、カナダメキシココスタリカパナマコロンビアペルーチリブラジル事業展開。建設会社としてヨーロッパで15位、スペインで4位。 事業開始1900年 従業員:7,323地域別売上比率スペイン53%、その他ヨーロッパ24%、南北アメリカ8%、中東・北アフリカ15% セメント事業 上場子会社ポルトランド・バルデリーバス通じて事業展開。マドリードにある生産プラントエル・アルトEl Alto)」は、ヨーロッパで2番目に大きセメント工場である。 スペインイギリスチュニジアアメリカで事業展開。スペインにおける生産量は1位、チュニジアでも上位事業開始1925年ポルトランド・バルデリーバスとして 従業員:1,036人 地域別売上比率スペイン62%、チュニジア15%、その他23%

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 16:38 UTC 版)

火山灰」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

火山灰飛散堆積人間生活や経済活動大きな支障もたらす。量が多ければ農業生産ができなくなったり、建物倒壊したり、自動車鉄道航空機運行できなくなったりする。土壌凝灰岩として安定する前の火山灰は、山などの斜面川岸川底積もった後に大雨が降るなどすると、土石流河川・水路氾濫引き起こすこともある。 上下水道では、給水施設大量火山灰混じっていると水道水濁り食器洗い機洗濯機などに影響を及ぼす火山灰清掃ため水使用量が大きくなる公共給水施設少なくなり水不足になることもある。また下設備では火山灰雨樋排水溝詰まらせることがある火山灰排水口流して処理しようとするのは、下水道詰まらせるため禁物である。下水処理施設影響与えることもある。 屋根降り積もった火山灰を含むと荷重大きくなるため建物押しつぶすおそれがある火山灰滑りやすくなるため屋根清掃中に転落する事故発生している。 飛散した火山灰テレビコンピュータカメラなどの機器入り込み故障引き起こす火山灰雨水濡れると導電性を持つため、電力情報通信依存する現代文明は、近代以前火山灰災害になかった被害を受ける可能性が高い。 火山灰通常のほこりとは違い結晶質構造であり、掃除のとき床、ガラス製品陶磁器木製家具電化製品などの表面を傷つけることがある降灰の多い地域では取り除いた火山灰通常のごみと分別されていないと、ごみ収集車故障しごみ処理場スペースがすぐに埋め尽くされしまうため、ほとんどの場合区別して指定されている。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 15:01 UTC 版)

マタディ」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

ムポゾ川の発電所から、この街電気供給されており、キンシャサまで約350km線路続いている。また、大西洋へ出ることが容易なことから、港は中部アフリカ中でも最大級であり、国内輸出入における大きな役割担っている主要な輸出品は、コーヒー木材また、州の漁業会社 Pemarza では、首都キンシャサ届けるため、この港を利用している。Tshimpi空港近くにあるが、不活性状態である。 1983年コンゴ川横断する、722メートル道路・鉄道併用橋建設された。しかし、コンゴ川河口バナナ港まで延びるはずだった鉄道着工のめどが立たず、現在は道路のみの供用となっている[要出典]。また、近くの丘にはマタディ・キンシャサ鉄道建設者対す記念碑モニュメント)が建っている。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/18 16:08 UTC 版)

ヴラツァ州」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

水の供給システム整備されているが、広域的な改善が必要である。コズロドゥイには原子力発電所があり、ブルガリア重要な電力源となっている。 地域の道路網には、総延長1277キロメートルに及ぶ国道がある。最も多いのは、各基礎自治体責任によって管理する4級市道級)の道路である。道路保守業務は州の管轄である。メズドラにはブルガリアの各都市を結ぶ鉄道網接続となっている。州内主な公共交通100超える路線を持つバスと、26路線トロリーバスである。 州都ヴラツァ南部位置しソフィアから116キロメートル離れている。ヴラツァからヴァルナへは414キロメートルプロヴディフへは217キロメートルプレヴェンへは108キロメートルブルガスへは416キロメートルである。欧州自動車道路は州を縦断している。ドナウ川沿いのオリャノヴォ市と対岸ルーマニアの町ベケット(Bechet)は物流フェリー交通拠点となっている。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 00:52 UTC 版)

ナタール」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

アウグスト・セヴェロ国際空港 - 海抜169フィート地点にある。ナターウから18km離れている。 新国空港ーナタールの北São Gonçalo do Amaranteサンゴンサロ・ド・アマランテに建設2014年5月31日から運用開始旅客機ももちろんだが、南アメリカ最大カーゴ空港となる。 高速道路BR-101とBR-304がナタールブラジル都市つないでいる。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 00:57 UTC 版)

パットナム郡 (ニューヨーク州)」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

パットナム郡は、大部分電力ウェストチェスター郡のインディアン・ポイント・エネルギー・センターから得ている。 パットナム郡は、ニューヨーク市水源となっており、貯水池ハドソン川から得ている。 パットナム郡東部主な病院には、カーメルのパットナム・ホスピタル・センターがある。西部では、主にダッチェス郡ウェストチェスター郡の病院利用される

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:46 UTC 版)

ジュロン島」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

本島とは「ジュロン島高速道路」(Jurong Island Highway)と呼ばれる1本の土手道全長2.3キロメートル1999年3月開通)によって結ばれている。いくつかの公共バス路線本島ジュロン島とを結んでいる。 ジュロン島には2つ消防署がある。Oasis@Sakra という名を持つアメニティセンターがひとつあり、ここにはフードコート診療所無料立体駐車場がある。1982年から操業している Seraya Power Station は、シンガポール初め本島以外に建設され発電所であり、埋立て前の Pulau Seraya に建設された。 島内張り巡らされているパイプラインネットワークは、企業間で途切れることのない一体化可能にしている。例え帝人は、CIFE社が生産した塩素を、三井化学からはビスフェノールAを、いずれもパイプライン受け取る事ができる。赤いパイプ消防に運ぶものであり、緑色パイプ冷却のために海水を運ぶものである銀色の太いパイプライン蒸気運び銀色の細いパイプライン生産物運んでいる。

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インフラストラクチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 22:54 UTC 版)

イタリア領キレナイカ」の記事における「インフラストラクチャー」の解説

イタリア1930年代中心にトリポリ-ベンガジ間の海岸道路ベンガジ-バルチェ間、ベンガジ-ソルフ間の鉄道ベンガジ港の拡張など、イタリア領キレナイカ大規模なインフラ整備事業実施してきた。 1930年代には、キレナイカ沿岸イタリア人リビア人に必要な通信手段インフラ)を備えた設立された。

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