インテリジェントキーシステムとは? わかりやすく解説

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インテリジェントキーシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 03:42 UTC 版)

インテリジェントキーIntelligent Key)は、日産自動車の、機械的なを使用せずに車両のドアの施錠・開錠やエンジンの始動が可能なシステムの名称であり、同時に日産の登録商標でもある(第4692385号)。リモートコントロールエントリーシステムと同じ操作も可能である。このシステムは日本の自動車メーカーでは日産がいち早く導入を開始し[1]、その後他社も同様のシステムで追随している。


  1. ^ インテリジェントキー以前に、日産ではF50型シーマ/プレジデントに「電子キー」、1980年代後半 - 1990年代前半の上級車種に「カードエントリーシステム」を採用していたことがある。前者は機械的に行っていた車両とキーの照合を電子的に行うように変えただけで、施錠・解錠は当時の一般的なキーレスエントリーと同じようにキーのリモコンもしくは機械的なキーで行う必要があった。後者はカードを身につけてアウタードアハンドルのボタンを押すと施錠・解錠を行うことができるシステムであったが、エンジンの始動は従来通り機械的なキーで行う必要があった。また、S12型シルビア/ガゼールの一部グレードには「キーレスエントリーシステム」が採用されていたが、これはアウタードアハンドル付近のキーパッド暗証番号を入力して施錠・解錠を行うシステムであった。
  2. ^ ティアナ(2代目)スカイライン(12代目)など、プッシュエンジンスターターを装備した車種はプッシュエンジンスターターとインテリジェントキーが不可分なため全グレードに標準装備(キューブ(3代目)は一部グレードではプッシュエンジンスターターとインテリジェントキーがセットでメーカーオプション)。それ以外の車種はグレードによりメーカーオプション。ただし、ブルーバードシルフィ(2代目)はプッシュエンジンスターターがないが全グレードに標準装備。
  3. ^ モコ(2代目以降)ルークスNV100クリッパーリオ(2代目)についてはOEM元のスズキの「キーレススタートシステム」を、ラフェスタハイウェイスター(2代目)についてはOEM元のマツダの「アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム」を、デイズデイズルークスについては共同開発相手かつ製造元の三菱自動車工業の「キーレスオペレーションシステム」をインテリジェントキーと呼んでいる。
  4. ^ ただし、2代目モコはアンサーバックのみで電子音は鳴らない。デイズとデイズルークスはリクエストスイッチを押した時のみ電子音が鳴る。
  5. ^ ただし、3代目モコ、ルークス、2代目NV100クリッパーリオでは、メカニカルキーでの解錠後、20秒以内にエンジンをスタートしない場合、盗難を警戒してホーンが断続的に吹鳴する(設定によりホーンを動作させないことも可能)


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