伊吹大雪【ｲﾌﾞｷﾀﾞｲｾﾂ】（草花類）
 | 登録番号 | 第4904号 |
| 登録年月日 | 1996年 2月 27日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | 伊吹大雪 よみ：ｲﾌﾞｷﾀﾞｲｾﾂ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2001年 2月 28日 | |
| 品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
| 品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内３８番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，「聖白」に「東の雪」を交配して得た実生の中から選抜，育成されたものであり，花色は黄白でやや大輪の切花向き品種である。 草型は直立性，草性は高性，主たる仕立て法は一輪仕立て，開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0mm 以上，色は淡緑，強さは中，節間長は30～39mmである。葉身長及び葉幅は75～99mm，基部の形は凹形，先端部分の形は尖，一次欠刻は0.90以上，二次欠刻の程度は高，葉の欠刻底部の形は丸，葉裂片縁部の重なりは重なる，表面の色は緑，光沢度は中，厚さは薄，硬さは中，たく葉の有無は全体的にある，分布状態は主に両側，形は深裂しない，大きさは小である。つぼみの形は平，花房の形は円錐形，花の大きさは110～149mm，舌状花の重ねは2～4列，舌状花数は20～59，管状花数は 200～399，花弁の形は平弁，先端の形は尖る，長さは50～69mm，幅は10.0～14.9mm，外花弁の表面の色は黄白（JHS カラーチャート2501），角度は平，花たくの形は盛上った円錐状，大きさは7.5～9.9mm，総ほう部から花頂部までの高さは40～49mm，花首の長さは60～79mm，太さは4.0～4.9mm，季咲きの開花期は秋である。 「聖白」と比較して，茎の太さが太いこと，葉の基部の形が凹形であること，葉裂片縁部の重なりが重なること，花弁の形が平弁であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，昭和63年に出願者のほ場（愛知県稲沢市）において，「聖白」に「東の雪」を交配して得た実生の中から選抜し，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，平成４年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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