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ピティナ・ピアノ曲事典

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バッハ:イタリア協奏曲

英語表記/番号出版情報
バッハ:イタリア協奏曲Italienisches Konzert BWV 971

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Allegro4分00
2 第2楽章 Andante5分00
3 第3楽章 Presto3分30

作品解説

2007年6月 執筆者: 朝山 奈津子

 1735年バッハは『クラヴィーア練習曲集』第2巻を世に送り出した。二段鍵盤のために書かれたその第1曲が「イタリア趣味による nach italienischem Gusto」、こんにち通称《イタリア協奏曲》とよばれる作品である。
 明朗快活両端楽章優美緩徐楽章、急-緩-急の3楽章からなり、これら3つの冒頭の音型は明確な関連を持っている。
 出版譜には強弱記号すなわち「f」と「p」が珍しくも書き込まれているが、これは楽器自体が出すべき音量を表すのではない。当時コンチェルト・グロッソ複数演奏グループ交代ないし合奏しながら進む協奏曲)の慣習にならえばトゥッティソロ転換を、二段鍵盤チェンバロ上で鍵盤変換指示するものと捉えるべきである。それは、音量変化というよりも音色変化であり、近代的ピアノにおいてはチェンバロ以上に豊かな表現が可能である。この作品現代においてなお広く愛されている所以はここにもあろう。



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イタリア協奏曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/15 15:40 UTC 版)

イタリア協奏曲』BWV 971はバッハ作曲のチェンバロ独奏のための3楽章の協奏曲である。原題は『イタリア趣味によるコンチェルト(独語:Concerto nach Italienischem Gusto)』。『フランス風序曲』BWV 831とともに、『クラヴィーア練習曲集第2巻』として1735年に出版された。この曲集では、18世紀のイタリアフランスの代表的な器楽ジャンルが対比付けられているだけでなく、ヘ調とロ調(最遠隔調同士)、長調短調という対比もされている。






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