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イスラム-ほう ―はふ 0 【―法】



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シャリーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/28 15:18 UTC 版)

(イスラーム法 から転送)

シャリーアアラビア語: شريعة‎ Shari'a)は、イスラーム教における宗教に基づく法体系[1]。非ムスリムからはイスラーム法イスラーム聖法などとも呼ばれる。日本語では、渡り音挿入の規則に従い、シャリーヤ、シャリヤ[2]と呼ばれることもある。

シャリーアは宗教によって定められる法ではあるが、その内容は宗教的規定にとどまらず民法刑法訴訟法行政法、支配者論、国家論、国際法(スィヤル)、戦争法にまでおよぶ幅広いものである。シャリーアのうち主に宗教に関わる部分をイバーダート(儀礼的規範)、世俗的生活に関わる部分をムアーマラート(法的規範)と称する。イバーダートは個々人と神との関係を規定した垂直的な規範、ムアーマラートは社会における諸個人間の関係を規定した水平的な規範と位置づけられる。 また、ウンマ(イスラーム共同体)は、伝統的イスラームにおいてこのシャリーアの理念の地上的表現としての意味を持つとされる。

このように経典が六法全書と国際法を合わせたような性格を持つようになったのは教祖であるムハマンド自身が軍の指揮官であり国家元首であったことが大きく関わっている。そのためシャリーアはキリスト教の教会法のように後の時代に出来たものではなくイスラム教が発足した初期からのものである。

目次


  1. ^ 世俗法的規定も含むため、単なる宗教法という説明は不正確
  2. ^ 日本語で読める原典に、イブン・ザイヌッディーン『イスラーム法理論序説』(村田幸子訳解説、<イスラーム古典叢書>岩波書店、1985年)と、アブドル=ワッハーブ・ハッラーフ『イスラムの法 法源と理論』(中村廣治郎訳、東京大学出版会、1984年)がある。
  3. ^ ブハーリーハディース集成書『真正集』「聖戦」第149節2項、「背教者と反抗者に悔い改めを求めること、および彼らと戦うこと」第2節1項など
  4. ^ クルアーン第2章256節


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