IT用語辞典バイナリ |
タコイカウイルス
タコイカウイルスとは、2009年に登場しファイル共有ソフトなどを通じて感染を広げているトロイの木馬の通称である。トレンドマイクロが報告している。
タコイカウイルスは、「(動画タイトル名).mp4(長いスペース).scr」のようなファイル名となっている。「.mp4」が「.avi」の場合などもあるという。これによってユーザーがMP4形式やAVI形式の動画ファイルと誤認して実行することを誘う。実際の拡張子はスクリーンセーバー用の「.scr」であり、実行可能ファイルの形式となっている。
タコイカウィルスが実行されると、はじめに動画ファイルが再生され、ファイルが実際に動画ファイルであるように見せかけようとする。その後、PC内の保存されているファイルをタコやイカのイラスト画像で上書きする活動を行う。表向きはそうした派手な活動を行う一方、裏では別のウィルスが作成され、情報漏洩などの活動が行われている可能性もがあるという。
トレンドマイクロは2009年末に、公式ブログにおいて、年末年始におけるセキュリティ対策の再確認を促す際の感染被害の例としてタコイカウィルスを取り上げ、USBワームやワンクリ詐欺などと共に注意を呼びかけている。
参照リンク
年末年始におけるセキュリティ対策の再確認 - (トレンドマイクロ セキュリティブログ)
ウィキペディア |
原田ウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/26 14:14 UTC 版)
(イカタコウイルス から転送)
原田ウイルス(はらだ - )は主にファイル共有ソフトであるWinnyやShare等を媒介として感染するコンピュータウイルスである。ファイル共有ソフト以外のアップローダなどでも確認されている。ウイルスファイルを実行したときに原田と名乗る人物画像が表示されるウイルスを総称して、原田ウイルスと言われている。なお、この「原田」という人物はウイルスの作成者ではなく、ウイルス作成者により勝手に写真などを利用された被害者である[1]。
原田ウイルスは専用のソフトウェアを使って容易に作ることができるため、初心者でも簡単に作ることができる[2]。 そのため、亜種は100種類を超えると言われており、ウイルスの挙動は一つではないため、駆除方法も一つではない。 原田ウイルスMk-IIは原田ウイルスの中で後継亜種といわれているものである。2007年2月頃に出現が確認された。 原田ウイルスが登場以前に蔓延していた山田ウイルスの亜種なのではないかという噂があったが、実際は山田ウイルスとは全く別物といえる。
- ^ Winnyの「原田ウイルス」作者に、懲役2年・執行猶予3年の有罪判決 - Internet Watch 2008/05/16
- ^ ウイルス亜種100種作成多重感染型も大学院生供述
- ^ TROJ_TACO.A(イカタコウイルス):トレンドマイクロ・ウイルスデータベース
- ^ タコイカウイルス(TROJ_TACO):インターネット・セキュリティ・ナレッジ公式サイト(トレンドマイクロ社運営)
- ^ 大阪電気通信大学が謝罪、「原田ウイルス」作者の大学院生逮捕で - Impress INTERNET watch
- ^ 2008年5月17日記事 - 読売新聞
- ^ 朝日新聞 (2010-08-04), PCファイル→イカ・タコ画像 ウイルス作成容疑で逮捕, 朝日新聞 2010年8月4日閲覧。
- ^ イカタコウイルス作成者に実刑判決 「器物損壊」認定 - ITmedia ニュース
- ^ 「イカタコウイルス」作成男、2審も実刑判決 - 読売新聞
- 1 原田ウイルスとは
- 2 原田ウイルスの概要
- 3 関連項目