ain't
別表記:アーント
「ain't」は、「~でない」や「~じゃない」といった「be動詞+否定語」もしくは「have+否定語」の略として使われるスラングの英語表現である。
「ain't」は、否定表現における短縮形である。「be動詞+否定形」つまり「am not」、「are not」もしくは「is not」を省略した表現となる。さらに「助動詞have+否定形」で使われる場合には、「have not」か「has not」を短縮している。さらに「助動詞do+否定形」の場合には、「do not」もしくは「does not」の短縮形として使われている。
「ain't」は「not」が含まれる表現を短縮した形なので、「ain't」単独でも否定の意味を表している。そのため「ain't no」は二重否定の表現の形になるが、実際には二重否定ではなく否定の強調という形で使われている。例えば「I ain't got money」なら「お金がない」という意味になるが、否定を強調する表現を使って「I ain't got no money」にすると「全然お金がない」というニュアンスになる。
「ain't nothing」は、否定を強調する表現で「~のものはない」という意味で使われている。「You ain't seen yet」だと「君はまだ見ていない」という意味になるが、「You ain't seen nothing yet」とすることで「君はまだ何も見ていない」のように否定を強調できる。
「ain't you」は、「あなたじゃない」や「違うか?」のことを意味する英語表現である。例えば文章の最後で、「あなたはどうなの」や「君は違うの?」といったニュアンスで使われている。「You're the man for bargains, ain't you?」なら「あなたは取引が上手い、違うの?(あなたは取引がうまいんじゃなかったの?」などの使用例があげられる。
「ain't nobody」は、「~の人はいない」を意味する英語表現である。スラングの表現なので、「There ain't nobody」と表現するべきところを省略して「Ain't nobody」と表記する場合も多い。例えば「Ain't nobody trying to make fun of you」は「あなたを馬鹿にしようとする人はいない」という意味になる。
・We ain't going to school for good.
私たちは二度と学校には行かない。
・I ain't working for free.
ただ働きなんかしない。
・I ain't done nothing wrong.
私は何も悪いことをしていない。
・He ain't coming here.
彼はここには来ない。
・Things ain't what they used to be.
昔と事情が違う。
・It ain't real. It's just a dream.
現実なわけがない、これはただの夢である。
「ain't」は、「~でない」や「~じゃない」といった「be動詞+否定語」もしくは「have+否定語」の略として使われるスラングの英語表現である。
「ain't」とは・「ain't」の意味
「ain't」は否定表現に使われるスラングで、「~でない」や「~じゃない」のことを意味している。スラングの表現としては、アメリカとイギリスの両方で広く使われている。ただしアメリカ英語でもイギリス英語でも、「ain't」は下品な表現というイメージが強いため、「~でない」というより「~じゃねぇよ」といったニュアンスになる。また文章を書くときやフォーマルな場で使われることはなく、下品や教養がない表現というイメージから相手にマイナスの印象を与える場合もあるため、会話の中で使う場合には注意が必要である。また「ain't」は、「be動詞+否定形」もしくは「have+否定形」の短縮形で、「do+否定形」の短縮形としても使うことができる。「ain't」の発音・読み方
「ain't」はアメリカ英語の場合、「ア」と「エ」の中間のような音で「アーント」と発音する。一方イギリス英語の場合には、「エイント」の発音である。「ain't」の語源・由来
「ain't」における原形は、「am not」と「are not」である。1600年代には「are not」、1700年代には「am not」の短縮形として使われた記録も残っている。そして1800年代ごろまでには、「am not」や「are not」のほかにも、さまざまな言葉の短縮形として使われるようになっている。ただし「ain't」はスラングの表現なので、文法的には誤りとなる。「ain't」を含む英熟語・英語表現
「ain't」の短縮形とは
「ain't」は、否定表現における短縮形である。「be動詞+否定形」つまり「am not」、「are not」もしくは「is not」を省略した表現となる。さらに「助動詞have+否定形」で使われる場合には、「have not」か「has not」を短縮している。さらに「助動詞do+否定形」の場合には、「do not」もしくは「does not」の短縮形として使われている。
「ain't no」とは
「ain't」は「not」が含まれる表現を短縮した形なので、「ain't」単独でも否定の意味を表している。そのため「ain't no」は二重否定の表現の形になるが、実際には二重否定ではなく否定の強調という形で使われている。例えば「I ain't got money」なら「お金がない」という意味になるが、否定を強調する表現を使って「I ain't got no money」にすると「全然お金がない」というニュアンスになる。
「ain't nothing」とは
「ain't nothing」は、否定を強調する表現で「~のものはない」という意味で使われている。「You ain't seen yet」だと「君はまだ見ていない」という意味になるが、「You ain't seen nothing yet」とすることで「君はまだ何も見ていない」のように否定を強調できる。
「ain't you」とは
「ain't you」は、「あなたじゃない」や「違うか?」のことを意味する英語表現である。例えば文章の最後で、「あなたはどうなの」や「君は違うの?」といったニュアンスで使われている。「You're the man for bargains, ain't you?」なら「あなたは取引が上手い、違うの?(あなたは取引がうまいんじゃなかったの?」などの使用例があげられる。
「ain't nobody」とは
「ain't nobody」は、「~の人はいない」を意味する英語表現である。スラングの表現なので、「There ain't nobody」と表現するべきところを省略して「Ain't nobody」と表記する場合も多い。例えば「Ain't nobody trying to make fun of you」は「あなたを馬鹿にしようとする人はいない」という意味になる。
「ain't」に関連する用語の解説
「Ain't that the truth」は、「ain't」を使った慣用句表現のような形で「本当にその通り」を意味している。また省略する前の英語表現は「It is not that the truth」である。「ain't」の使い方・例文
「ain't」を使った例文には、以下のような表現があげられる。・We ain't going to school for good.
私たちは二度と学校には行かない。
・I ain't working for free.
ただ働きなんかしない。
・I ain't done nothing wrong.
私は何も悪いことをしていない。
・He ain't coming here.
彼はここには来ない。
・Things ain't what they used to be.
昔と事情が違う。
・It ain't real. It's just a dream.
現実なわけがない、これはただの夢である。
アーント
名前 Arndt; Arnt
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