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アープ (電子楽器メーカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/27 16:13 UTC 版)

アープ(ARP instruments)は、1969年電子技術者のアラン・ロバート・パールマン (Alan Robert Pearlman)が設立したアメリカの電子楽器メーカー。
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  1. ^ a b c d e LL.De Mars. “ARP”. Synthese et synchronisation de la musique electronique.. 2009年9月22日閲覧。
    ARPシンセサイザーは、例えばオシレータはロバート・モーグも認めるほど安定度が高かったが、出音についてはファットなモーグと比べて音が鋭く線が細いという定評があった。

    ARP 2600Pのフィルターは、当初搭載された Model 4012 がモーグの「はしご型フィルター」特許を侵害していたため、1976年に新設計の Model 4072 に置き換えられた。しかし計算ミスのため高域特性に問題があった (なおこの問題は簡単な改造で解決できるという)。

  2. ^ Odysseyの信号処理デザイン: 後に登場したポリシンセの名器を基準とすると、ピッチベンダーの機構的相違、モジュレーション・ホイールの欠如、複雑なS&Hブロック、Ring Modulatorの搭載、簡易デュオフォニック機能など、細かい相違点がいくつか存在する。
  3. ^ a b (ARP Odyssey”. Vintage Synth Explorer. 2009年9月23日閲覧。)
    Odysseyのフィルタは下記のように変遷した。
    • Rev.1: 2poleのModel 4023 (古いOberheim SEMと類似) エポキシ樹脂製のケースに基板を入れシリコーンゴムで充填しモールドされている
    Odyssey1 4023VCF.jpg
    • Rev.2: 初期を除き4poleのModel 4035
    • Rev.3 (1976年以降): 新設計のModel 4075
    なおARP 2500フィルターのモーグ特許問題との関連性は不明である。
  4. ^ FOUR IN ONE - ARP Quadra Part 1”. Sound On Sound (2002年). 2009年9月22日閲覧。
  5. ^ Arp Odyssey VS GMEDIA Oddity”. おとなのためのアナログシンセ秘密基地計画. 2009年9月23日閲覧。
  6. ^ SONIC CORE社ホームページ (英語版)
    Sonic Core社は 旧Creamware社として広く知られ、専用DSPカード/ハードウェアの「SCOPE」シリーズと、その上で動作するソフトウェア・シンセサイザーを多数リリースしている。
  7. ^ 圧力感知式ピッチベンダー (PPC: Proportional Pressure Controller)
    PPCは レトロキットとして別売りされたので、Rev.3以前のモデルに後付けされている事もある
  8. ^ 特にモーグの操作パネルが黒でモジュールの設定ボリュームが回転式だったのに対し、(初期の)アープは白のパネルで設定ボリュームがスライダー式だった為、対比しやすい外見を有していた事もライバル関係とみなされた一因だった。
  9. ^ 同誌ではモーグをムーグと記述している。ムーグという名称についてはこちらを参照。
  10. ^ Chicago Music Instruments社は当時、世界最大規模だった家庭用電子オルガン・ブランド Lowrey organを擁し、世界初のストリングマシン Freeman String Symphonizerの量産も行っていた。一説には1970年代~1980年代の巨大楽器資本 Norlin Musicの前身だと言われている。
  11. ^ ARPは一説には、ポリフォニック・ギターシンセ開発への過剰な注力が、社運を傾ける引き金になったと言われる。
    EMSの場合、ギターシンセ開発直後に中心的設計者がEMSを離れIRCAMに移籍しているが、それを後のEMSの衰退と結びつける説は知られていない。
    EMS初期~全盛期のハードウェア設計者 デヴィッド・コッカレル (David Cockerell)は、ギターシンセ Hi-Fli の開発(1974年)を最後にEMSを離れ、1975年IRCAMに移籍して電子音楽スタジオ設置にあたった。その後エレクトロ・ハーモニクス (EH社)のディジタル・ディレイ設計、Akai professionalのSシリーズ・サンプラー製品全般の設計と、次々と活躍の場を移した。また評価の高いAKAI S1000は、同じくイギリスを代表するシンセ設計者 クリス・ハゲット (Chris Hugget) がOS開発を担当した。


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