アーク放電とは? わかりやすく解説

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アーク‐ほうでん〔‐ハウデン〕【アーク放電】

読み方:あーくほうでん

弧状見える、気体中の放電一種電流密度大きく電極間の気体と両電極高温となり強い光を発する電弧放電


アーク放電


電弧

(アーク放電 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 21:52 UTC 版)

電弧(でんこ)、電弧放電(でんこほうでん)、または、アーク放電(アークほうでん、: electric arc 英語発音: [iˈlektrik ɑːrk])は、電極電位差が生じることにより、電極間にある気体に持続的に発生する絶縁破壊放電)の一種。負極・正極間の気体分子が電離イオン化が起こり、プラズマを生み出しその中を電流が流れる。結果的に、普段は伝導性のない気体中を電流が流れることになる。この途中の空間では気体が励起状態になり高温と閃光を伴う。




「電弧」の続きの解説一覧

アーク放電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 08:25 UTC 版)

放電」の記事における「アーク放電」の解説

詳細は「電弧」を参照 アーク放電は電極からの電子放出前述のγ作用以外のものが主となる放電形態で、放電最終形態となっている。照明ランプや、アーク溶接利用され、たとえば、蛍光灯においては低気圧水銀蒸気中における熱陰極アーク利用されている。 アーク放電は負極からの電子放出形態により、負極加熱により起こる熱電子放出による熱陰極アークと、負極表面存在する非常に強い電界により直接電子放出され電界放出あるいは冷電子放出と呼ぶ)る冷陰極アーク電界アークとも呼ばれる)に分れ負極炭素タングステンなどの高沸点材の場合熱陰極アーク水銀などの低沸点材の場合冷陰極アークになるとされるが、不明な点も多い。 また、放電路における気体分子電離電極間の気体圧力により異なり低圧場合グロー放電同様α作用によるが、標準気圧高圧では熱電離が主となる。標準気圧空気中ならば電極間に熱電離したイオンの量が十分に存在する為、イオン電路役割果たし、非常に低電圧大電流放電を保つことが可能になる。このときの温度は10000Kを超える

※この「アーク放電」の解説は、「放電」の解説の一部です。
「アーク放電」を含む「放電」の記事については、「放電」の概要を参照ください。

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アーク放電

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 12:24 UTC 版)

この単語漢字
ほう
第三学年
でん
第二学年
音読み 音読み

名詞

アーク放電 (アークほうでん)

  1. 電極電極気体分子電離してイオン化したプラズマによって電気流れる、その道筋弧状見える放電

関連語


「アーク放電」の例文・使い方・用例・文例

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