アンリ・フォシヨンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンリ・フォシヨンの意味・解説 

アンリ・フォシヨン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 09:03 UTC 版)

アンリ・フォシヨン: Henri Focillon1881年9月7日 - 1943年3月3日)は、フランス美術史家。

ブルゴーニュ地方の首都ディジョンに生まれる。父のヴィクトル・フォシヨンは銅版画家で、豊かな芸術環境の元で育った。パリエコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)古典文学を学ぶ。リヨン大学で近代美術史の教授と、リヨン市立美術館館長の兼務をした。

1924年エミール・マールの後任で、ソルボンヌパリ大学)「中世美術史講座」教授、1938年コレージュ・ド・フランス教授を併任[1]

中世から近代美術に関する重要な著作を次々に発表。チェッリーニピラネージの作家論や、東洋美術史で、仏教美術浮世絵葛飾北斎などに関する著作もある。第二次世界大戦の勃発と共にアメリカ合衆国に亡命し、イェール大学ほか諸大学で美術史・考古学を講じたが、フランス解放を前にコネチカット州ニューヘイブンで客死した。

訳書

評伝研究

  • 阿部成樹『アンリ・フォシヨンと未完の美術史-かたち・生命・歴史』岩波書店、2019年

関連項目

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンリ・フォシヨン」の関連用語

アンリ・フォシヨンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンリ・フォシヨンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンリ・フォシヨン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS