アンサーソング
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アンサーソング(英語: answer song)は、既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと。返歌。元となる歌とは別の歌手・アーティストによるものが多いが、自身で「続編」の意味でアンサーソングを作る例も見られる。
ヒップホップにおいては、既成の曲に対する批判的な返答やdisに対する返答としてアンサーソングが作られることが多い。
歴史
アメリカ合衆国では、1930年代のカントリー音楽においてアンサーソングの存在が確認されている。
日本
日本においては遅くとも1951年の「上海帰りのリル」(「上海リル」に対するアンサーソング)[1] までさかのぼることができる。
1969年に森あきよの「ドラネコのゴーゴー」(「黒ネコのタンゴ」に対するアンサーソング)のジャケットには「日本初のアンサーソング」というコピーが添えられ[2]、これが発売元が大々的に「アンサーソング」と称した日本で最初のケースとされている。これ以降も歌謡曲で同様のアンサーソングが多数生まれた。
1990年代に入り、ヒップホップ音楽が日本でも隆盛になると、disに対する返答としてのアンサーソングが日本でも多数生まれた。2007年、RSPが「Lifetime Respect -女編-」(三木道三のアンサー)を、DREAMS COME TRUEが「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」(自身のアンサー)をリリースしてヒットさせたことにより、アンサーソングに注目が集まった[1]。
主なアンサーソング
日本語楽曲での主なアンサーソング
矢印の先がアンサーソング、根元が元となった歌。
1940年代
自身によるアンサー
1950年代
自身によるアンサー
1960年代
- 私がケメ子よ(松平ケメ子)[1]・ケメ子がなんだい(滝しんじ) ← ケメ子の歌(ザ・ダーツ、他)
- 若いってすばらしい(槇みちる) ← 明日があるさ(坂本九)
- ドラネコのゴーゴー(森あきよ) ← 黒ネコのタンゴ(皆川おさむ)[1][6]
自身によるアンサー
- すみれ色の涙(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ) ← すみれ色の瞳(同)
1970年代
- ビューティフル・ヨコハマ(平山三紀) ← ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
- 帰って来た港のヨーコ(エコノミック・アニマルズ)・アンタ私の何んなのさ!?(港のヨーコを守る会一同) ← 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)[1]
- 私の恋人、たいやきくん!(山本リンダ) ← およげ!たいやきくん(子門真人)[1]
- 多数 ←関白宣言(さだまさし)参照:関白宣言#アンサーソング
- プレイバックPart2(山口百恵) ← 勝手にしやがれ(沢田研二)
自身によるアンサー
1980年代
- まりこさん(さだまさし、アルバム『夢の轍』所収)←悪女(中島みゆき)[7]
- O-KAY(弘田三枝子 ※MICO名義)←MICO(サザンオールスターズ、アルバム『綺麗』所収)[8]
- 熟女B(五月みどり) ← 少女A(中森明菜)[9]
- たいやきやいた(爆風スランプ) ← およげ!たいやきくん(子門真人)
自身によるアンサー
- ウエディング・ベルII(Sugar) ← ウエディング・ベル(同)[1]
- 私のしあわせ PARTII(石野真子) ← 私のしあわせ(同)[1]
- もしかしてPART II(小林幸子 & 美樹克彦)←もしかして(小林幸子)[1]
1990年代
自身によるアンサー
- ブーメランストレート(西城秀樹)←ブーメランストリート(同)
- My Revolution-第2章-(渡辺美里)←My Revolution(同)[1]
- ロード(THE 虎舞竜。第一章〜第十三章まで存在)[1]
- 関白失脚(さだまさし) ← 関白宣言(同)[1]
自身によるアンサー
2000年代
- ね、がんばるよ。(KinKi Kids) ← MARRY ME?(DREAMS COME TRUE)[10]
- かいじ101号(SUPER BELL''Z) ← あずさ2号(狩人)[1][6]
- Lifetime Respect -女編-(RSP) ← Lifetime Respect(三木道三)[1]
- 君をつれて(石井竜也) ← 君をのせて(井上あずみ)
- 2002年『天空の城ラピュタ』DVD化時のキャンペーンテーマソング。1986年の劇場公開から16年も経てアンサーソングが作成されていたことも特異的だが、原曲と同じ曲に主人公の16年後の視点から作成した歌詞を載せていることも極めて異質な作品。
- ディア ロンリーガール(加藤ミリヤ)← ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE(ECD) ← ロンリー・ガール(佐東由梨)
- 万の土になった〜お墓参りに行こう〜(王様) ← 千の風になって(新井満)[11]
- 鉄のララバイ(柳ジョージ)← 炎のさだめ(TETSU)
自身によるアンサー
- ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜(DREAMS COME TRUE) ← 未来予想図II(同)、未来予想図(同)[1]
- 夏日憂歌 (SMAP) ← Song2 〜the sequel to that〜 ← オレンジ(同)
- もう一度…(JAYWALK) ← 何も言えなくて…夏(同)[12]
- 大人の勲章(嶋大輔) ← 男の勲章(同)[1]
- 部屋とYシャツと私2004(平松愛理) ← 部屋とYシャツと私(同)[1]
- 雨は止まない(スキマスイッチ) ← 奏(かなで) (同)[13]
- ありがとう〜こころのバラ〜(マイク眞木) ← バラが咲いた (同)[14][15]。
- あなたに愛たくて(AZU feat. Spontania)←同じ空みつめてるあなたに(Spontania feat. AZU)[16]
- 羽(遊助)← いちょう(同)[17]
- I remember you(YUI)← Good-bye days(YUI for 雨音薫)[17]
- そばにいるね(青山テルマ feat.SoulJa)← ここにいるよ feat.青山テルマ(SoulJa)[17]
- NDA!(吉幾三) ← 俺ら東京さ行ぐだ(同)[18]
2010年代
- チャーのローディー(Char、アルバム『Rock +』所収)← チャーのフェンダー(グループ魂)
- 限界突破×サバイバー(氷川きよし) ← 超絶☆ダイナミック!(吉井和哉) ← CHA-LA HEAD-CHA-LA(影山ヒロノブ)
- これら上記3曲は作詞担当者が手掛けたアンサーソングとの見方も少なくない。
- I surrender 愛されど愛(モーニング娘。'19) ← 愛されんだぁ I Surrender(TETSUYA)
- 100万回の「愛してる」(Oranje.) ← 100万回の「I love you」(Rake)[17]
- 作詞・作曲はRake
- ホントの自分(脇菜々香) ← キセキ(Honey L Days)
自身によるアンサー
- ピンクのボンバー(矢島美容室)← はまぐりボンバー(同)
- 夕焼け大将(大江裕)← のろま大将(同)
- フタリヒトツ(Rake)← 100万回の「I love you」(同)[17]
- 目指した未来へ(嵐) ← ひとりじゃないさ(同)
- エンジェルはーと(SMAP) ← らいおんハート(同)[19]
- それはやっぱり君でした(二宮和也・嵐) ← 虹(同)
- もう君だけは離さない(Kinki Kids) ← もう君以外愛せない(同)
- 7月7日(Char) ← 気絶するほど悩ましい(同)[20]
- バタフライ(NEWS) ← 君がいた夏(同)[21]
- こまどりのラーメン渡り鳥(こまどり姉妹) ← 涙のラーメン(同) ← ソーラン渡り鳥(同)
- Glorious Break(水樹奈々) ← Exterminate(同)[22]
- 君のユメ ぼくのユメ(KAT-TUN)← Real Face(同)[23]
- by your side(V6) ← Believe Your Smile(同)[24]
- 逆転レボルシオン(亀と山P) ← 青春アミーゴ(修二と彰[注 1])[25]
- ユメノツヅキ(CHEMISTRY) ← PIECES OF A DREAM(同)[26]
- 神様は手を抜かない(大事MANブラザーズ 立川俊之) ← それが大事(大事MANブラザーズバンド)[27]
- わたしの夢見た 15年(和田彩花) ← 夢見た 15年(アンジュルム) ← 夢見る 15歳(スマイレージ[注 2])
- 青春Night(モーニング娘。'19) ← 人生Blues(同)
- HINOTORI(B'z)← LOVE PHANTOM(同)[28]
- 部屋とYシャツと私 〜あれから〜(平松愛理) ← 部屋とYシャツと私(同)
- KiRa-KiRa Sensation!(μ's) ←僕らは今のなかで(同)
- fish(demo)(Back number) ← fish(同)
- アンサー(Sound Schedule) ←タイムマシーン(同)
- 夏の終わり(Non Stop Rabbit) ←一二三(同)
- 雲と幽霊(ヨルシカ) ←言って。(同)
2020年代
- 君はヒップホップを聴かない(hy4 4yh) ← 君はロックを聴かない(あいみょん)[29]。
自身によるアンサー
- 人間関係No way way(モーニング娘。'20) ← LOVEペディア(同)
- 泥んこ大将(大江裕)← 夕焼け大将(同)← のろま大将(同)
- Destiny(内田彩) ← sign(同)[30]
- トビラ (V6) ← over(同)
- WELCOME☆夏空ピース!!!!! (SUPER☆GiRLS) ← ナツカレ★バケーション(同)
- あの日の僕へ(Hey! Say! 7)←ただ前へ(同)
関連項目
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u アンサーソング-おしえて!ランキング番長 ほぼ日DX、オリコン公式ランキングブログ(2008/10/5閲覧)[リンク切れ]
- ^ “森あきよ / どらねこのゴーゴー / 黒ネコのタンゴ”. www.stereo-records.com. 2023年4月11日閲覧。
- ^ Billig, Michael (2001-05-01) (英語). Rock 'n' Roll Jews. Syracuse University Press. ISBN 978-0-8156-0705-2
- ^ CD『スウィート・ガールズ・トーキンシリーズ VOLUME 16』日本仕様盤 ライナーノーツ
- ^ 第1872回この人、この歌 アイヨ何だい三郎君林家たけ平ブログ 2017年2月16日
- ^ a b アンサー・ソングとは? - CDJournal リサーチ
- ^ “悪女~中島みゆきのヒット曲がもたらした反響と影響”. TAPthePOP. 2018年5月22日閲覧。
- ^ 歌手の弘田三枝子さん、心不全で死去 73歳… 桑田佳祐など多くのミュージシャンに影響 スポーツ報知 2020年7月27日配信, 2020年7月27日閲覧
- ^ どこかで聞いたような?「右の乳房に欲望を あたし熟女B」 Jcast 2007年08月30日
- ^ “KinKi Kids / ね、がんばるよ。 限定”. CD Journal. 2017年12月2日閲覧。
- ^ 「千の風になって」のアンサーソング 『万の土になった〜お墓参りに行こう〜』 DVDを全国の墓石店117社協賛で販売開始、@Press(石文社)、2010年12月15日。
- ^ “JAYWALK、『R35』に心打たれてアンサーソング発表”. ORICON NEWS. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “スキマスイッチ “ポップなユニット”から“音楽家”へ──その道のりをたどる! インタビュー”. T-SITE NEWS. 2017年12月6日閲覧。
- ^ ■NHK みんなのうた「ありがとう〜こころのバラ〜」8~9月放映!、3D-Blog、2007年03月16日 15:06。
- ^ ありがとう〜こころのバラ〜 - みんなのうた。(2018年11月13日閲覧)
- ^ あなたに愛たくて feat. Spontania
- ^ a b c d e レコチョクが「アンサーソング名曲ランキング」を発表! 1位は、ロングヒット中『100万回の「I love you」』のアンサーソングに決定! PRTIMES 2011年10月7日
- ^ Billboard JAPAN
- ^ “SMAP新アルバムに、あの曲のアンサーソング|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2021年9月4日閲覧。
- ^ Char×福山雅治対談「提供した曲は40年前のアンサーソング」 - マイナビ
- ^ “山下智久、NEWS、関ジャニ∞…定番サマーソングにまつわる隠れたエピソード”. Real Sound|リアルサウンド. 2021年9月4日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “水樹奈々「SMASHING ANTHEMS」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “KAT-TUN新曲を手がけたスガシカオ「彼らのまっすぐな気持ちを言葉にした」”. exite news. (2016年3月26日) 2017年12月2日閲覧。
- ^ “ラヂオの日記: 2016年6月6日のラヂオ”. miyakeb1.omelet.jp. 2021年9月4日閲覧。
- ^ 竹上尋子 (2017年5月26日). “亀と山P「逆転レボルシオン」と修二と彰「青春アミーゴ」の関係は? 両曲作詞者zoppが解説”. Real Sound 2017年12月2日閲覧。
- ^ “「Windy/ユメノツヅキ」SPECIAL SITE”. CHEMISTRY CLUB. 2017年12月2日閲覧。
- ^ “喜楽人生 エイベックス・ポータル - avex portal”. 2018年5月16日閲覧。
- ^ B’z、30周年ベスト選曲ツアーを映像化 新曲「HINOTORI」初CD化もORICON NEWS(2019年1月30日)
- ^ 君はヒップホップを聴かない/hy4_4yh、Mora - 2021年4月5日閲覧。
- ^ “内田彩、ニューシングルに「Sign」アンサーソング「Destiny」収録!プレイリストシングル「Destiny/Sign」あす配信”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2023年4月11日閲覧。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 01:36 UTC 版)
「100万回の「I love you」」の記事における「アンサーソング」の解説
女性歌手Oranje.が2011年9月にデビューシングルとして発表した楽曲「100万回の「愛してる」」は、「100万回の「I love you」」のアンサーソングとしてRake自身が作詞・作曲したものである。「100万回の「I love you」」の製作段階で既にアンサーソングの構想があり、女性歌手向けの楽曲として温めていたものを、同じ事務所に所属するOranjeのデビュー曲として提供することとなったという。
※この「アンサーソング」の解説は、「100万回の「I love you」」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「100万回の「I love you」」の記事については、「100万回の「I love you」」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 21:36 UTC 版)
2005年7月2日リリースの綾乃ひびきによる『千の風になって』カヴァーマキシシングル「永遠の風」に、アンサーソング(返歌)として、『永遠の風』が収録。 王様によって、『千の風になって』のアンサーソング『万の土になった〜お墓参りに行こう〜』が発表された。2008年7月4日発売のアルバム『くりそつ伝説』に収録。
※この「アンサーソング」の解説は、「千の風になって」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「千の風になって」の記事については、「千の風になって」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 05:35 UTC 版)
鉄道ソングで知られるSUPER BELL"Zが、アンサーソングとして『かいじ101号』という歌を作っており、また、同曲がシングルカットされた折に、この曲のカバー版を収めている(下記参照)。なお、同シングルのジャケットもあずさ2号のパロディとなっている。
※この「アンサーソング」の解説は、「あずさ2号」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「あずさ2号」の記事については、「あずさ2号」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 03:48 UTC 版)
さだは1980年、軽井沢音楽祭で本作のアンサーソングとして「大きな森の小さな伝説(ものがたり)」(アルバム『夢のつづき』収録)を発表している。1994年には、シングル「ヴァージンロード」のカップリング曲として「関白失脚」を発表した。 他のアーティストでは、女性側からのアンサーソングとしてたなか愛の「良妻宣言」、渋谷岩子の「奥方宣言」、平松愛理の「部屋とYシャツと私」などが発表されている。他にも「関白宣言に対する宣言」(桜田淳子)、「逆・関白宣言」(沢知恵)、「関白」(SEAMO)といった派生曲も生まれた。2006年に嘉門達夫が、みのもんた、美輪明宏、明石家さんま、さだまさしの4人を題材とした替え歌「働くオジサン宣言〜関白宣言〜」を発売している。後にさだ自身がアンサーソングとして「勇気凛々」を生み出しているほか、さだは「関白宣言」自体が「君といつまでも」のアンサーソングであると語っている。
※この「アンサーソング」の解説は、「関白宣言」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「関白宣言」の記事については、「関白宣言」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:36 UTC 版)
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の記事における「アンサーソング」の解説
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のヒット当時、数々のアンサーソングが作られた。 シングル盤「帰って来た港のヨーコ」 作詞・作曲・歌:エコノミック・アニマルズ(日本ビクター) 「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の後日譚。阿木燿子と宇崎竜童は製作に関わっておらず、内容が下記の「逃亡編」などと矛盾している。 エコノミック・アニマルズというグループは"正体不明"というのがレコード会社の公式発言。パロディーソングのため、"正体不明"の方が売れると踏んだ。グループ名はメンバーが商社マンや株屋さんなど、一般企業に勤めるサラリーマンだからとされたが、実際に制作を主導したのはホリプロの製作課長だった佐々木勉。 売り上げは発売1ヵ月足らずで10万枚を越えた。 シングル盤「アンタ私の何んなのさ!? 港のヨーコ逃亡編」 作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 補作詞:山本正之、吉田健美 / 編曲:中村弘明 / 歌:港のヨーコを守る会一同 阿木燿子と宇崎竜童が製作に関わった。 LP & カセットテープ「港のヨーコ全国版 アンタあの娘の何んなのさ!?」 作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 一部の曲の補作詞:山本正之、吉田健美 / 歌:港のヨーコを守る会一同(日本コロムビア) 「東北編」「名古屋編」「京都編」「大阪編」「広島編」「鹿児島編」「捜索編」「有名人編その1」「映画解説編」「伴奏編(アナタもあなたのヨーコを歌って下さい)」「有名人編その2」「逃亡編(アンタ私の何んなのさ!)」の全12曲を含むアルバム。地名の付く曲は全てその地の方言で歌われ、後年の「DA.YO.NE」のローカル版の先駆的なものとなる。当時の文献に「こんなに各地の港町を歌いこんだ歌は、森進一の『港町ブルース』以来では」と書かれている。その他、「映画解説編」は淀川長治のパロディ、「有名人編」の二つはそれぞれ、加藤茶と渥美清のパロディ。上記「帰って来た港のヨーコ」の歌:エコノミック・アニマルズは正体不明との公表に対して、「港のヨーコを守る会一同」は素性が公表されており、制作したのは、フジパシフィック音楽出版の社員・及川伸一。及川はダウン・タウン・ブギウギ・バンドの原盤製作の際のアシスタント・プロデューサー。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが全く売れない時から付き合ってきた、いわばダウン・タウン・ブギウギ・バンド育ての親の一人。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を初めて聴いた時から、制作を思いつき、笑福亭鶴光の「うぐいすだにミュージックホール」の作詞家・山本正之など、友人をかき集めてアルバムを制作した。及川本人も「広島編」で菅原文太ばりのドスの効いた広島弁で歌う他、「映画解説編」では淀川長治を演じる。「逃亡編(アンタ私の何んなのさ!)」でヨーコを演じるのは俳協の女優・花悠子である。
※この「アンサーソング」の解説は、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の記事については、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 21:31 UTC 版)
キャロル・キング『Oh, Neil』1960年 夫のジェリー・ゴフィンが補作詞した替え歌。
※この「アンサーソング」の解説は、「おお!キャロル」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「おお!キャロル」の記事については、「おお!キャロル」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 05:29 UTC 版)
1980年にイギリスのロックバンドジョイ・ディヴィジョンがタイトルを皮肉って『ラヴ・ウィル・テア・アス・アパート』を発表した。
※この「アンサーソング」の解説は、「愛ある限り」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「愛ある限り」の記事については、「愛ある限り」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 14:32 UTC 版)
ヒロシ&キーボーの2ndシングル「5年目の破局」はこの曲へのアンサーソングである。
※この「アンサーソング」の解説は、「3年目の浮気」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「3年目の浮気」の記事については、「3年目の浮気」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 00:42 UTC 版)
「ココロ (トラボルタの曲)」の記事における「アンサーソング」の解説
トラボルタの制作によるアンサーソング「さよならありがとう」が2010年にKARENTより配信されたアルバム『さよならありがとう』に収録されている。「さよならありがとう」のボーカルにはがくっぽいどが用いられている。また、ファンによって独自に作られたアンサーソングもあり、zyun(ジュンP)によるボーカルの鏡音レンを「孤独な科学者」に見立てたアンサーソング「ココロ・キセキ」は、鏡音リン・レンの人気曲を集めたコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogemini feat.鏡音リン、鏡音レン』にココロとともに収録されている。
※この「アンサーソング」の解説は、「ココロ (トラボルタの曲)」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「ココロ (トラボルタの曲)」の記事については、「ココロ (トラボルタの曲)」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/13 02:30 UTC 版)
松平ケメ子「私がケメ子よ」作詞:柳家小せん、宇井天平、作曲:萩原哲晶。 オリコン44位を記録。レコードのB面に「ケメ子の唄」を収録しているが、歌詞はケメ子の立場から見た形に、さらに改作されている。 滝しんじ「ケメ子がなんだい」作詞:橋本和彦・補作詞:幸田栄、作曲:橋本和彦・補作曲:遠藤実、編曲:只野通泰。
※この「アンサーソング」の解説は、「ケメ子の歌」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「ケメ子の歌」の記事については、「ケメ子の歌」の概要を参照ください。
アンサーソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 22:52 UTC 版)
同曲自体が『上海リル』のアンサーソングではあるが、本家を凌ぐ大ヒットの余波で、同一の作詞家・作曲家・歌手により、『リルを探してくれないか』(1952年)、『心のリルよなぜ遠い』(1953年)が製作されヒットした。 1952年6月には三条美紀が『私がリルよ』(和田隆夫作詞、東為二作曲)で歌手デビューした。 他にも三条町子『私は銀座リル』、三鳩ひとみ『私がリルの妹よ』、久慈あさみ『霧の港のリル』がある。 1981年には中島文明が率いるダンガン・ブラザース・バンドがアルバム『HANGRY ANGRY』で『上海帰りのリルⅡ』を発表した。
※この「アンサーソング」の解説は、「上海帰りのリル」の解説の一部です。
「アンサーソング」を含む「上海帰りのリル」の記事については、「上海帰りのリル」の概要を参照ください。
アンサー・ソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:15 UTC 版)
「ジャンバラヤ (曲)」の記事における「アンサー・ソング」の解説
ゴールディ・ヒル(英語版)『I'm Yvonne (From The Bayou)』女性が返答する替え歌。作詞・作曲のクレジットはハンク・ウィリアムズとジミー・ルール。この曲にもルール単独作詞説がある。
※この「アンサー・ソング」の解説は、「ジャンバラヤ (曲)」の解説の一部です。
「アンサー・ソング」を含む「ジャンバラヤ (曲)」の記事については、「ジャンバラヤ (曲)」の概要を参照ください。
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