アルファコンチネンタルエクスプレスとは? わかりやすく解説

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アルファコンチネンタルエクスプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 04:12 UTC 版)

アルファコンチネンタルエクスプレス (Alpha Continental Express) は、日本国有鉄道(国鉄)・北海道旅客鉄道(JR北海道)が1985年昭和60年)から1995年平成7年)まで保有していた鉄道車両気動車)で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。


注釈

  1. ^ JR化後の改造車でデザイン面では多少のアレンジが加えられた。
  2. ^ トマム地区に関しては、石勝線開通による交通アクセス向上が見込まれたことから、北海道の政財界・当時の札幌鉄道管理局(北海道総局から一時的に分離)・日本交通公社がスキー場建設の調査・協議をした結果、1982年に関兵精麦が運営するホテルアルファと占冠村による第三セクター「シムカップ・リゾート開発公社」が設立されリゾート開発が行われた。そのために国鉄もホテル側からの企画提案には柔軟な姿勢を取ったともいわれている。
  3. ^ 旧型客車台枠をそのまま用い、車体の一部を切除の上「サロンエクスプレス東京」に類似した展望室を接合。但し展望室内のソファまでは予算がなく、苗穂工場職員私物の廃品利用であった。客室側もカーペット化やカルテットスタイルの個室が製作され、急行宗谷・天北のグリーン席や、のちのミッドナイトの原型となった。この種の改造は、1960年代に余剰の60系鋼体化客車に急行形電車の運転台ブロックを接合して試験用に供した先例がある。
  4. ^ コストや工作上の制約から前面とハイデッカー部のガラスは平面ガラスを使用した。
  5. ^ 後者は冷房準備車として落成しており、非冷房のまま増結に使用している。
  6. ^ 石勝線の線路にほど近い場所である。

出典

  1. ^ 鉄道ジャーナル』第242号、1987年2月。 
  2. ^ 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2023年10月号「開発設計者に伺うJR北海道のリゾート気動車」pp.22 - 35。
  3. ^ 広田尚敬『国鉄車両形式集 2 気動車』山と渓谷社〈ヤマケイレイルブックス〉、2007年7月1日、217頁。ISBN 978-4635068222 
  4. ^ 鉄道ファン』第408号、交友社、1995年4月、72頁。 
  5. ^ 鉄道ファン』第405号、交友社、1995年1月、111頁。 
  6. ^ 鉄道ファン』第423号、交友社、1996年7月、79頁。 
  7. ^ 外山勝彦「鉄道記録帳2002年11月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、20頁。 


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