ウィキペディア |
アルノルフィーニ夫妻像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/19 13:55 UTC 版)
(アルノルフィニ夫妻の肖像 から転送)
『アルノルフィーニ夫妻像』(アルノルフィーニふさいぞう (蘭: Portret van Giovanni Arnolfini en zijn vrouw、英: The Arnolfini Portrait))は、初期フランドル派の画家、ヤン・ファン・エイクが1434年に描いた絵画。合計3枚のオークのパネル(板)に油彩で描かれたパネル画である。日本では『アルノルフィーニ夫婦像』、『アルノルフィーニ夫妻の肖像』などと呼ばれることもある。
この『アルノルフィーニ夫妻像』は精緻な油絵の嚆矢として西欧美術史で重要視されている作品となっている。作者ファン・エイクのサインが1434年の日付とともに記され、同じくファン・エイクと兄のフーベルト・ファン・エイクが描いた『ゲントの祭壇画』とともに、パネルに描かれた油絵としてはもっとも古く、かつ有名な絵画である。細部の表現だけではなく、特に室内の空間を表現する光の描写は当時の絵画として異例の水準にある。「屋内の様子とそこにいる人間の描写として、これ以上に説得力あふれるものはない[1]」と言われている。
現代美術の著名なイギリス人画家デイヴィッド・ホックニーとアメリカ人物理学者チャールズ M.ファルコ (en:Charles M. Falco) は共著の論文 (:en:Hockney-Falco thesis) のなかで、ファン・エイクがカメラ・オブスクラのような光学機器を使って作品を仕上げたのではないかと考えた。
『アルノルフィーニ夫妻像』は1842年にロンドンのナショナル・ギャラリーに購入され、現在もナショナル・ギャラリーに所蔵されている。
- ^ Dunkerton, Jill, et al., Giotto to Dürer: Early Renaissance Painting in the National Gallery, page 258. National Gallery Publications, 1991. ISBN 0-300-05070-4
- ^ Margaret Koster, Apollo, Sept 2003. Also see Giovanni Arnolfini for a fuller discussion of the issue
- ^ a b c National Gallery catalogue: The Fifteenth Century Netherlandish Paintings by Lorne Cambell, 1998, ISBN 185709171X
- ^ この項の出典はすべて Cambell 1998, op cit, pp. 186-91
- ^ Repeating the material in his Early Netherlandish Painting, cited here
- ^ Hall, Edwin. The Arnolfini Bethrothal. 1994. pp. 105-106. CDL: eScholarship Publishing
- ^ a b c d e f Panofsky, Erwin. Early Netherlandish Painting. Cambridge: Harvard University Press, 1953. pp. 202-203.
- ^ Orange blossom remains the traditional flower for a bride to wear in her hair.
- ^ as the art historian Craig Harbison has argued
- ^ この項の出典はすべて Cambell 1998, op cit, pp. 175-78
- 1 アルノルフィーニ夫妻像とは
- 2 アルノルフィーニ夫妻像の概要
- 3 解釈と象徴的意味
- 4 技法
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
アルノルフィーニ夫妻像に関係した商品
- 【送料無料】 フランス流はじめての名画の見方 / フランソワーズ・バルブ・ガル 【単行本】HMV ローソンホットステーション R
- 【送料無料】フランス流はじめての名画の見方楽天ブックス
- 送料無料!!【DVD】25名画の秘密/ [PAND-1260]【smtb-TD】【saitama】【smtb-k】【w3】バンダレコード