アルテッツァ
高貴、高位などの意味。イタリア語。プログレとプラットフォームを共用するが、プログレとは異なり、高いスポーツ性を盛り込んだモデル。フロントエンジン、リヤドライブというレイアウトをとり、1998年10月に発表・発売した。
プログレと比べると、ホイールベースは110mmも短い2670mmだが、トレッドは25mm広い。エンジンはフロント・ミッドシップ・マウント。直4・DOHC・VVT-i(可変バルブタイミング)の2Lと、直6・DOHCの2Lがあり、前者には6速MT仕様があった。
しかし、2000年5月に6気筒モデルにも6速MTを追加。特別仕様車たったLエディションが、カタログモデルへと昇格した。2001年5月にもマイナーチェンジを実施したが、バリエーションの変更はなし。ボディ関係ではフロントグリルのデザイン変更を行った。オプションとしてオートレベリング機構付きヘッドランプやフル本革シート、SRSカーテンシールドエアバッグなどを設定した。
2002年8月、オートレベリング機構付きディスチャージヘッドランプをZ/Lエディションに標準装備、他モデルもオプションで装着が可能になった。その他、Lエディションに新デザインの17インチアルミホイール、木目調のスイッチベースを採用。
トヨタ・アルテッツァ
(アルテッツァ から転送)
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アルテッツァ(ALTEZZA)/アルテッツァジータ(ALTEZZA GITA)は、トヨタ自動車が1998年から2005年にかけて販売した中型4ドアセダンおよび5ドアハッチバック[1]である。
注釈
- ^ TRDやアフターパーツメーカーなどから後付けキットが販売されている。
- ^ リアコンビ部のブラックスモーク塗装、フロントグリルのデザインをレクサスISと同一デザイン化など。
- ^ フロントグリルには頭文字の「A」を図案化したエンブレムが装着され、ステアリングのセンターパッドやアルミホイールのセンターキャップには「ALTEZZA」の文字が入っているだけである。ただし、窓ガラスにはTOYOTAの文字が入っている。
- ^ RS/ASに設定される「Z-EDITION」に標準、それ以外はオプション
- ^ アルテッツァ自身(ワゴンのジータと海外仕様のレクサス・IS300)が自然吸気の2JZ-GE型エンジン、基本コンポネートを共用するプログレが1JZ-GE/2JZ-GE型エンジン搭載していたため、エンジンマウントなどのパーツが共用できる。
- ^ 実際に北米レクサスでは「IS430」の名称で、初代ISに3UZ型V型8気筒エンジンとスープラの6速マニュアルミッションを換装したモデルをSEMAショーなどに出展している。
出典
- ^ トヨタ・アルテッツァジータ…一代限りとなったクルマ(GAZOO) - トヨタ自動車 2016年2月24日(2022年10月14日閲覧)
- ^ 成功!いや失敗だ!いまでも議論噴出の「ハチロクの再来」と言われた「アルテッツァ」とは - Auto Messe Web、2020年8月7日
- ^ ニューズ出版「HYPER REV Vol.98 トヨタ・アルテッツアNo.3」 2004年9月10日発行
- ^ [1]
- ^ デアゴスティーニ・ジャパン 週刊日本の名車第58号3ページより。
- ^ ニュル24時間耐久レース
- 1 トヨタ・アルテッツァとは
- 2 トヨタ・アルテッツァの概要
- 3 初代 XE10型(1998年-2005年)
- 4 モータースポーツ
- 5 その他
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