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アルチュール・ド・リッシュモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/31 09:03 UTC 版)

アルチュール・ド・リッシュモン

アルチュール・ド・リッシュモン(Arthur de Richemont, 1393年8月24日 - 1458年12月26日)は、百年戦争後半にフランス王軍司令官として活躍した軍人。「正義の人」(Le Justicer)の異名がある。ブルターニュ公ジャン4世とジャンヌ・ド・ナヴァールの次男で、当初パルトネ卿、リッチモンド伯(名目のみ)、後に甥(兄の子)のピエール2世の跡を継ぎブルターニュ公アルチュール3世(Arthur III de Bretagne, ブルトン語:Arzhur III a Vreizh, 在位:1458年)となった。他にトゥーレーヌ公、モンフォール伯、イヴリー伯の称号も併せ持ち、トネール伯領も併せ持った。また、フランス元帥(connétable de France)の地位に就いた。

リッチモンド伯は、ノルマン・コンクエスト以来ブルターニュ公にたびたび与えられてきたイングランドの爵位であるが、ジャン4世の死後はベッドフォード公ジョンに与えられていた。しかしブルターニュ公家ではその後も伯位を自称してアルチュールに与えたため、アルチュールはリッシュモン(リッチモンドのフランス語読み:リシュモン、或いはリシュモーンが発音に近いが、日本ではリッシュモンと慣用的に呼ぶ)と呼ばれた。リッシュモン元帥とされることが多い。

アルチュールは様々な称号を持つものの、その前半生においては実収をそれらの領地からはほとんど得ることができず、実兄のジャン5世の援助などに頼っていた。




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