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アルコールデヒドロゲナーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/12 14:27 UTC 版)
(アルコールデヒドロゲナーゼ (NADP ) から転送)
アルコールデヒドロゲナーゼ (EC.1.1.1.1, EC.1.1.1.2, EC.1.1.1.71) はアルコールを酸化してアルデヒドにする反応を触媒する酵素。アルコール脱水素酵素とも呼ばれる。
- CH3CH2OH + NAD+ → CH3CHO + NADH + H+
人間の場合、少なくとも6種のアイソフォームが存在する。肝臓に多く存在し、エタノールを摂取した時に働く。
酵母のように、アルコール発酵する生物の場合、アセトアルデヒドをエタノールに還元する上記の逆反応が起きる。これによってNAD+が再生され、嫌気状態でも解糖系が続行できるようになる。酵母が作ったエタノールを、人間が全く逆の反応で戻していることになる。
目次 |
EC番号による分類
- EC 1.1.1.1 an alcohol + NAD+ = an aldehyde or ketone + NADH + H+
- 亜鉛を含む酵素。一級または二級のアルコールまたはヘミアセタールと反応する。
- EC 1.1.1.2 an alcohol + NADP+ = an aldehyde + NADPH + H+
- 亜鉛を含む酵素。これに属する酵素の一部は一級アルコールとのみ反応し、他のものは二級アルコールと反応する。
- EC 1.1.1.71 an alcohol + NAD(P)+ = an aldehyde + NAD(P)H + H+
- むしろ逆反応のほうがよく知られる。ビタミンAであるレチナールをレチノールに還元する反応。炭素鎖長2から12(特に4, 6, 8)の脂肪族アルデヒドを還元する。
疾患との関連
アルコールデヒドロゲナーゼには上記の通り複数の種類があるが、中でもADH1B(旧称:ADH2)が疾患との関連が報告されている。ADH1Bには遺伝子多型があるが、日本人に多い低活性型アレルを持つものは、アルコール依存症・咽頭癌・食道癌に罹患しやすい。[1][2]
引用・参照
関連項目
アルコールデヒドロゲナーゼ (NAD(P)+)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/10/31 10:27 UTC 版)
| 本来の表記は「アルコールデヒドロゲナーゼ [NAD(P)+]」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。 |
| アルコールデヒドロゲナーゼ [NAD(P)+] | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 識別子 | |||||||
| EC番号 | 1.1.1.71 | ||||||
| CAS登録番号 | 37250-10-5 | ||||||
| IntEnz | IntEnz view | ||||||
| BRENDA | BRENDA entry | ||||||
| ExPASy | NiceZyme view | ||||||
| KEGG | KEGG entry | ||||||
| MetaCyc | metabolic pathway | ||||||
| PRIAM | profile | ||||||
| PDB | structures | ||||||
| 遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||
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アルコールデヒドロゲナーゼ [NAD(P)+](alcohol dehydrogenase [NAD(P)+])は、次の化学反応を触媒する酸化還元酵素である。
- アルコール + NAD(P)+
アルデヒド + NAD(P)H + H+
反応式の通り、この酵素の基質はアルコールとNAD(P)+、生成物はアルデヒドとNAD(P)HとH+である。
組織名はalcohol:NAD(P)+ oxidoreductaseで、別名にretinal reductase, aldehyde reductase (NADPH/NADH), alcohol dehydrogenase [NAD(P)]がある。
参考文献
- Fidge NH, Goodman DS (1968). “The enzymatic reducation of retinal to retinol in rat intestine”. J. Biol. Chem. 243: 4372–9. PMID 4300551.