無定形炭素
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 23:42 UTC 版)
無定形炭素(むていけいたんそ)は、結晶構造を持たず、反応性に富む炭素である。無定形炭素物質は、末端を水素とのダングリングボンドとすることで安定化し、水素化無定形炭素と呼ばれる。全てのアモルファス固体と同様に、短距離での秩序は観察される。通常の無定形炭素はaC、水素化無定形炭素はaC:HまたはHAC、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)はta-Cという記号で表わされる。アモルファス炭素とも言う。
- ^ “diamond-like carbon films” (pdf) (2nd ed.) 2006年6月28日閲覧。
- ^ “amorphous carbon” (pdf). IUPAC Compendium of Chemical Terminology (2nd ed.). International Union of Pure and Applied Chemistry. (1997) 2006年6月28日閲覧。
- 1 無定形炭素とは
- 2 無定形炭素の概要
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