アメイジア
英語:Amasia
プレートテクトニクスによって地球上の大陸が合体し、一つの巨大な大陸を形成する、という構想における超大陸の呼び名。「アメリカ」と「アジア」を合わせた造語である。
アメイジアは、大陸の移動が進んだ果ての姿として考えられており、2億年かそれ以上後に誕生すると考えられている。現在の太平洋、または大西洋のあたりを中心に形成されるものと考えられてきたが、2012年2月に「ネイチャー」に掲載された研究結果では、アメイジアは北極点を中心として形成されると報告されている。
関連サイト:
Supercontinent Amasia to take North Pole position - Nature Journal 2012年2月8日(英語)
アメイジア大陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 07:10 UTC 版)
アメイジア大陸(アメイジアたいりく、Amasia)もしくはノヴォパンゲア大陸(ノヴォパンゲアたいりく、Novopangea/Novopangaea)は、プレートテクトニクスにおいて、現在より約2億5000万年後までに地球に出現する可能性があると考えられている超大陸の一つ[1]。アメイジアは「アメリカ」と「アジア」を繋げたもので、ノヴォパンゲアは「新しいパンゲア」の意味である。パンゲア大陸とは2億年以上前に存在したとされる超大陸で、現在の大陸に分裂したとされる。
- ^ “2億5000万年後までに日本列島を含んだ超大陸アメイジアが北半球に形成されることを数値シミュレーションにより予測~大陸移動の原動力の理解へ一歩前進~”. 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2016年8月4日). 2017年11月23日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ 2375050024_048ed41f39_b.jpg (787×1024)
- ^ 「ニュートン2012年6月号」ニュートンプレス 原典はNature2012-2-9日号
- ^ a b Williams, Caroline; Nield, Ted (2007年10月20日). “Pangaea, the comeback”. New Scientist. オリジナルの2008年4月13日時点におけるアーカイブ。 2016年8月4日閲覧。
- ^ Ross N. Mitchell, Taylor M. Kilian & David A. D. Evans (2012), “Supercontinent cycles and the calculation of absolute palaeolongitude in deep time”, Nature 482 (7384)
- ^ “アジアと米大陸が衝突:最新の大陸移動予想(動画)”, WIRED, (2012) 2019年11月1日閲覧。
- ^ “Here's what the Earth could look like in 200million years – FOUR new supercontinents revealed”. 2019年11月1日閲覧。
- ^ JOÃO C. DUARTE, WOUTER P. SCHELLART and FILIPE M. ROSAS (2018), “The future of Earth's oceans: consequences of subduction initiation in the Atlantic and implications for supercontinent formation”, Geological Magazine 155 (1)
- 1 アメイジア大陸とは
- 2 アメイジア大陸の概要
アメイジア大陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 00:57 UTC 版)
現在の東アジアを中心にユーラシア、オーストラリア、アメリカが衝突するという説。
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