アマローネ【アマローネ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9985号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | アマローネ よみ:アマローネ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フレッター&デン ハーン ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2231BD レインスブルフ ウフストヘースタアウェッヒ 202 A | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヴィム フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ノーベチェント」に出願者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花はやや大輪の濃紅色でスカシユリ型の切花向きの品種である。草丈は50~74㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、上部の色は緑、中部及び下部の色は濃緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は5~9㎜、止葉下は40~59㎜である。葉序は3/8、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は10~19㎜、葉長は9~11㎝、光沢は有、数はやや多、着生角度は30~59゜である。つぼみの形はⅤ型、花の向きは15゜未満、花房の形状は散形花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は150~179㎜、内花被の幅は40~49㎜、長さは9~12㎝、外花被の幅は30~39㎜、長さは9~11㎝である。花色は花弁の基部、地色及び中肋部は濃紅(JHS カラーチャート0109)、縁部及び裏面は鮮紅(同0107)である。内花被1枚の斑点の数は10~19、外花被は1~9、つぼみの色は穏赤(同0416)、内花被の形はⅤ型、外花被の形はⅣ型、内花被及び外花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅨ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は有である。花糸の色は紫、花粉の色は赤褐、第1花梗の長さは60~89㎜、花梗の太さはやや太、色は濃緑、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは60~89゜、1花茎の花数はやや多、花の香りは無、開花期は早である。「ネローネ」と比較して、花弁縁部の色が鮮紅であること、内花被の形がⅤ型であること、外花被の形がⅣ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1989年に出願者のほ場(オランダ王国)において、「ノーベチェント」に出願者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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