植物図鑑 |
アフリカンマリーゴールド (万寿草)



●メキシコから中央アメリカが原産です。高さは50~100センチになり、7月から10月ごろ、オレンジ色や赤褐色、黄色、黄白色などの花を咲かせます。アステカ族の人々は、これらを採取したり栽培して、薬用や儀式用、装飾用などに利用したそうです。
●キク科タゲテス属の一年草で、学名は Tagetes erecta。英名は African marigold。
| タウンセンディア: | タウンセンディア・フォルモーサ |
| タカサブロウ: | 高三郎 |
| タケダグサ: | 段戸襤褸菊 |
| タゲテス: | アフリカンマリーゴールド フレンチマリーゴールド |
| タムラソウ: | 田村草 白花田村草 |
ウィキペディア |
センジュギク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/25 14:31 UTC 版)
(アフリカンマリーゴールド から転送)
| センジュギク | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Tagetes erecta L.[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| センジュギク、アフリカンマリーゴールド[1] |
センジュギク(千寿菊、学名:Tagetes erecta)は、キク科コウオウソウ属の一年草で、観賞用に栽培される草花である。
目次 |
名称について
千寿菊とは、開花期が長いが、万寿菊「クジャクソウ」よりはやや短いために名付けられたものである。しかし園芸界では、解説書やタネの絵袋などのほとんどに、「万寿菊」と表記してあることが多い。また、よく使われる英名のアフリカンマリーゴールドも、この植物がアフリカ大陸とは全く関係がないことから、現在の英米では、Mwxican marigoldまたはAztec marigoldと呼ばれるようになっている。
中国語では、千寿菊を「万寿菊」といい、孔雀草を法国万寿菊(ふらんすまんじゅぎく)という。
性状
メキシコ原産の一年草で、草丈は普通60〜100cmになるが、30cmくらいの矮性種もある。茎は直立し、最初の花を咲かせた後はよく分枝する。葉は対生し、羽状複葉で、つぶすと青臭いような独特の臭気がある。花は5月から霜が降るまで咲き、現在では直径10cmを超える大輪のものが多く、八重咲きで、花色は鮮やかな黄色またはオレンジ色である。高温と多湿にやや弱い。
利用
観賞用に栽培され、切り花にも利用できる。ネマトーダとよばれる線虫の駆除用に栽培されることもあるが、そのためには、小輪一重咲きの専用の品種がある。
栽培
タネがやすい在来種や線虫駆除用種は、3月下旬から4月にかけ、栽培地に直まきし、タネが見え隠れする程度に覆土する。発芽してきたら混み合ったところを間引き、株間が30cmくらいになるようにすればよく育つ。タネが高価な一代交配種は、浅鉢に丁寧に巻き、2ミリくらい覆土して乾かないように管理し、本葉が出てきたら、花壇に30cm間隔で定植する。
比較的強健な植物であるが、高温と多湿に弱いので、咲き終わった花殻や混み合った枝はこまめに除去し、梅雨明け後に根本から一節を残して切り戻してやると、また秋になって開花する。
脚注
マリーゴールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/12 07:10 UTC 版)
(アフリカンマリーゴールド から転送)
| マリーゴールド | ||||||||||||||||||||||||
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フレンチ・マリーゴールド Tagetes patula
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| marigolds | ||||||||||||||||||||||||
| 種 | ||||||||||||||||||||||||
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マリーゴールド(英語: marigolds、学名:Tagetes)は、キク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称。また、花の色や形がよく似ていて、葉にトマトのへたのような青臭いにおいのあるキンセンカを指すことがある。意は「聖母マリアの黄金の花」。花言葉は「信頼」、「悲しみ」、「嫉妬」、「勇者」、「悪を挫く」、「生命の輝き」、「変わらぬ愛」、「濃厚な愛情」。
この項では、コウオウソウ属(マンジュギク属)について説明する。
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属名の由来
エトルリアの神ターゲスTagesの名前から。
性状
アメリカ大陸の熱帯と温帯にかけて約50種が分布し、ほかにアフリカに1種ある。園芸種として栽培されるものには、フレンチやアフリカンを冠するものがあるが、すべてメキシコ原産でアフリカやフランスとは無縁である。 一年草が多いが、一部多年草や亜灌木もある。茎は高さ30〜120cm、葉は濃い黄緑色、羽状複葉が対生する。全草に特有の臭気があるものが多い。5〜10月にかけて直径2~5cmぐらいの黄・橙・暗赤色などの美しい頭花を茎の先に頂生する。近年改良されたセンジュギクの一代交配種では、花径が15cmに達するものもある。観賞目的の栽培が普通であるが、根に線虫の防除効果があるので作物の間などに植えられることもある。線虫の防除効果は、植物自身の合成するα-terthienylをはじめとした化合物によるものとの説が有力だが、共生する線虫捕食菌の働きのためだという説も浮上している。
異臭が激しく、有毒植物と誤解されていた時期もある。ジョン・ジェラードは、花を噛んだ少年の唇が炎症を起こした、猫に与えたところ、猫が死んでしまった、などの話を伝えている。ウィリアム・ハンベリーも匂いが不快であると言及し、ジョン・パーキンソンは、花の色など見た目の美しさがなかったら庭に植えられる事は無かっただろうと推測している。嫉妬の象徴とみなされることもある。
主な種
- アフリカン・マリーゴールド Tagetes erecta
- 和名:センジュギク(千寿菊)、サンショウギク(山椒菊)
- フレンチ・マリーゴールド Tagetes patula
- 和名:コウオウソウ(紅黄草)、クジャクソウ(孔雀草)、マンジュギク(万寿菊)
- メキシカン・マリーゴールド Tagetes tenuifolia
- 和名:ホソバコウオウソウ、ヒメコウオウソウ
- レモン・マリーゴールド Tagetes lemonii
和名の千と万は、大きさではなく開花期の長さなので、タネの袋に書いてあるように、 T. erecta のほうを万寿菊にするのは誤りである。また、すべて原産地はメキシコで、フランスやアフリカ大陸には自生していない。導入の過程で誤謬により命名されたものと考えられる。アフリカン・マリーゴールドは16世紀初頭にスペインに輸入され、ヨーロッパに帰化した。フレンチ・マリーゴールドは、最初パリの庭園に植えられ、そこからヨーロッパ全域に波及した。日本には江戸時代、寛永年間に渡来した。学名のタゲテスはエトルリア人に占術を伝授した神話の人物ターゲス(Tages)に由来する。
なお日本には自生していないが、シオザキソウ(T. minuta )が一部帰化している。
成分
この花の花びらから抽出されたキサントフィル脂肪酸エステル混合物に含まれるヘレニエンという色素は暗順応改善薬の原料として用いられている。第二次世界大戦中にイギリス軍が「ブルーベリーのおかげで目が良くなった」という嘘の宣伝を流し、これを信じたドイツのバイエル社がブルーベリーを上回る効果を持つものを探したところ、マリーゴールドの花びらから抽出した脂肪酸エステル混合物に高い効果があることを発見し、ヘレニエンを有効成分とする暗順応改善薬「アダプチノール」が作られた。この薬は現在でも目の薬として使用されている。
栽培
春播きの一年草で、発芽適温は比較的低いため、暖かい地方なら、3月中旬頃に室内でまくと、小さな万寿菊のほうは、1か月も経たないうちに花が見られる。タネは長さ数ミリの、象牙色と黒のツートンカラーの針状で、発芽適温を守ればよく発芽する。暖地では、夏の暑さや蒸れに注意が必要である。種を少し取っておき、8月初め頃にまいてやると、また秋に開花する。
文化
聖母マリアの祭日に咲いていたため「マリア様の黄金の花」とも呼ばれている。
メキシコでは死者の日の祝祭を彩る花として大量に栽培される。
ギャラリー
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参考文献
- 中村浩「園芸植物名の由来」(東京書籍)
- アリス・M・コーツ「花の西洋史事典」(八坂書房)
固有名詞の分類
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