アバクロンビー級モニター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 14:58 UTC 版)
アバクロンビー級モニター(アバクロンビーきゅうモニター;Abercrombie class monitor)は第一次世界大戦中にイギリス海軍が建造し、運用したモニター艦の艦級。ギリシャ海軍の戦艦「サラミス」は、船体をドイツ帝国で建造し、主砲をアメリカ合衆国で製造していたが、世界大戦勃発とドイツ封鎖で完成の目途が立たなくなった[1]。そこでイギリスが14インチ主砲をアメリカ企業から購入し、モニター艦に転用したもの[2]。
注釈
- ^ フランスに発注したのがプロヴァンス級戦艦の輸出仕様「ヴァシレフス・コンスタンチノス (Βασιλεύς Κωνσταντίνος Ι) 」である。
- ^ この45口径14インチ砲は、ニューヨーク級戦艦、ネバダ級戦艦、ペンシルベニア級戦艦にも採用された。
出典
- ^ 艦艇学入門 2000, pp. 251a-254転用された米国製艦砲
- ^ a b c d e f 艦艇学入門 2000, p. 251b.
- ^ 艦艇学入門 2000, pp. 249–251最後のモニター時代開幕
- ^ a b 艦艇学入門 2000, p. 252.
- ^ a b 艦艇学入門 2000, p. 253.
- ^ 艦艇学入門 2000, p. 254.
- ^ 艦艇学入門 2000, pp. 258–259.
- ^ 艦艇学入門 2000, p. 272.
- ^ 艦艇学入門 2000, p. 276ロバーツ ― 1941年、新造完成時
- 1 アバクロンビー級モニターとは
- 2 アバクロンビー級モニターの概要
- 3 脚注
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