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アノマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/09 13:16 UTC 版)

アノマーanomer)とはピラノースあるいはフラノースが環状構造を取ることで発生する立体異性体の関係を示す化学用語である。ピラノースやフラノースは他の糖とグルコシド結合していない状態ではヘミアセタールヘミケタール)結合を生成したり、加水分解したりすることで、鎖状構造と環状構造との間で平衡が存在する。アノマーは環状構造を取ったときに、ヘミアセタール(ヘミケタール)を形成するC-1炭素が不斉炭素になることで発生する立体異性体なので、糖が単独で存在する場合はアノマー同士には平衡状態が存在する。




  1. ^ IUPAC  (1997). in Compiled by A. D. McNaught and A. Wilkinson: Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book"). Oxford: Blackwell Scientific Publications. doi:10.1351/goldbook. ISBN 0-9678550-9-8. 
  2. ^ G. P. Moss. “Nomenclature of Carbohydrates (Recommendations 1996)”. 2011年11月7日閲覧。
  3. ^ McNaught, A. D.  (1996). “Nomenclature of Carbohydrates (Recommendations 1996)”. Pure Appl. Chem. 68 (10): 1919-2008. doi:10.1351/pac199668101919.
  4. ^ Floyd H. Dean, Pyranose mutarotation  (1967). J. Colloid Interface Sci. 24 (2): 280-281. doi:10.1016/0021-9797(67)90235-4.


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