ウィキペディア |
アナーキー (バンド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/14 12:55 UTC 版)
| アナーキー | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 別名 | THE ROCK BAND 亜無亜危異 |
| 出身地 | |
| ジャンル | パンク・ロック |
| 活動期間 | 1978年 - |
| レーベル | ビクターインビテーション |
| 影響 | セックス・ピストルズ ザ・クラッシュ |
| メンバー | |
| 仲野茂 (ボーカル) 藤沼伸一 (ギター) 寺岡信芳 (ベース) 名越藤丸 (ドラムス) |
|
| 旧メンバー | |
| 逸見泰成 (ギター) 小林高夫 (ドラムス) |
|
アルファベットでは「ANARCHY」、漢字では「亜無亜危異」(または「亞無亞危異」)と記す。バンド名の由来はセックス・ピストルズの楽曲「アナーキー・イン・ザ・UK」から名づけられた。
埼玉県和光市の団地育ちのメンバーを中心に、1978年に結成。メンバーは4人が埼玉県立和光高等学校、1人が埼玉県立浦和工業高校出身。1979年にヤマハ主催のアマチュア音楽コンテスト「EastWest」にて優秀バンド賞、最優秀ボーカリスト賞を獲得し、翌1980年にシングル「ノット・サティスファイド」、アルバム『アナーキー』でビクターインビテーションよりデビューした。1986年にはギターのマリが痴話喧嘩の末、元妻を刺し逮捕された為、「THE ROCK BAND」と改名するが、メンバーのソロ活動が活発になり活動休止状態になる。その後、1997年に新メンバーを加え活動再開したが、2001年に活動休止している。
目次 |
メンバー
ANARCHY(1978年 - 1985年)
- 仲野茂(なかの しげる、1960年1月2日 ‐ )-ボーカル
- 元仲野茂BAND、現SDR(セドロ)、ゲタカルビ。
- 通称シゲル。
- 逸見泰成(へんみ やすなり)-ギター
- 元JACKS。現Graffiti Bus(元・誘蛾燈)。
- 通称マリ(由来は辺見マリから来ている)。
- JILL(PERSONZ)の元夫。離婚後、新宿ロフトのパーティで遭遇した際に彼女の態度に腹を立て、怪我を負わせた為に逮捕された。
- 藤沼伸一(ふじぬま しんいち、1959年11月7日 ‐ )-ギター
- 現REGINA、Aggressive Dogs。泉谷しげるのサポートギタリストとしても活躍中。
- 通称シンイチ。
- 寺岡信芳(てらおか のぶよし、1959年12月29日 ‐ )-ベース
- 現Groovi'n。リクオのサポートベーシストとしても活動中。
- 通称テラオカ。
- 小林高夫(こばやし たかお)-ドラムス
- 現ゲタカルビ。ロリータ18号のマサヨ率いるナンシースパゲティーでも活動中。
- 通称コバン。
THE ROCK BAND
- 仲野茂 - ボーカル
- 藤沼伸一 - ギター
- 寺岡信芳 - ベース
- 小林高夫 - ドラムス
ANARCHY(1996年 - 2001年)
概要・経歴
1980年にビクターからデビュー。当初はソニーからのデビューを予定していたが、ソニーからの誘いのあった同じ日にビクターと契約をした。仲野茂曰く「ソニーのディレクターに呼ばれてピラフを奢ってもらったからもうソニーでいいや」と思っていた所、ビクターのディレクターに呼ばれ「自分達のデビューに全てを懸けている」と熱く語ってくれた事と「実はソニーのディレクターが何だか気に食わなかった。アウディに乗ってきたりムカつくファッションだったし」という理由でそちらを破棄して契約。
デビュー当時は全員国鉄の作業服(ナッパ服)を着用し、髪を逆立てたスタイルだった。セックス・ピストルズのような性急なリズムと反抗的な歌詞のロックは、当時の中高生に人気を誇った。
デビューアルバム「アナーキー」はオリジナル曲と、ザ・クラッシュ、チャック・ベリー、スティッフリトルフィンガーズ、イーター等の曲に日本語のオリジナルの歌詞を乗せたカバー曲を収録し、10万枚以上の売り上げを達成、一躍人気バンドとなる。
しかし、そのアルバムに収録されていた曲「東京イズバーニング」(クラッシュ「ロンドンは燃えている!(London's Burning) 」のカバー曲)が、クラッシュの「王室批判」になぞり日本の皇室を揶揄する歌詞だったため、レコード会社が政治団体から抗議を受け、回収という措置を取るに至った。後にこの曲を削除して再発されている。
その後も次々とアルバムをリリースしていくが、一向に上達しない(敢えてしない)パンクバンドとは違い、楽曲のレベルがグングン上達していき、クラッシュになぞりレゲエ、ダブ等を取り入れたサウンドも展開し、人気を誇るバンドに成長する。
業界内でもファンは多く、タレントの北野誠、小泉今日子、ボアダムスの山塚アイ、元THE MAD CAPSULE MARKETSのKYONO、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロト、PANTA、Theピーズの大木温之、eastern youthの吉野寿、ロリータ18号のマサヨ、JUN SKY WALKER(S)、BUCK-TICKの今井寿、山下達郎がファンを公言しており、山下達郎に至ってはアルバムを発売日に買っていたという。
当時はBOØWYやTHE ROOSTERSといったバンドと仲が良かった。特にBOØWYの氷室京介とギターのシンイチは、映画「裸の24時間」で競演したり、ヤマハ主催のバンドのコンテストにアナーキーが参加した際に氷室も高校の同級生の松井常松達とデスペナルティというバンドで参加していたり、BOØWYのデビュー当時のキャッチコピーが「エアロスミスとサザンオールスターズとアナーキーを足して割ったバンド」と呼ばれていた過去があったりと因縁深い。
しかし、一方で歌詞の内容やサウンド、アクションに対し、ただのクラッシュの模倣であるという批判も多く(クラッシュもレゲエやダブに接近している)、同時期に活躍していたパンクバンドTHE STALINの遠藤ミチロウは雑誌等で「あいつらはライブで『俺達は政治の事を考えてるのに皆外でテニスをやってやがる!』みたいな事言ってるけど、あいつらのライブに行くより外でテニスでもしてたほうが健康的でいい」と、アナーキーの批判を行っていた(元々彼はクラッシュのサウンドやアナーキーの歌詞を嫌っている事や、アナーキーがコンテストからのデビューだという事を小馬鹿にしていた事、クラッシュを露骨に模倣したアナーキーを嫌っていたとも見える)。遠藤とは映画「爆裂都市」の出演をめぐり長らくお互いがいがみ合っていたが、数年後に出演したイベントで泉谷しげるの仲裁によって和解。
その後も順調に活動していたが、1986年にギターのマリが痴話喧嘩の末に元妻を刺し逮捕された為、バンドは活動休止。 その後、残ったメンバーでザ・ロック・バンドと改名し、活動を続けるが、個々の活動が目立ち始め自然と活動休止に。その後1994年にオリジナルメンバーが結集し、一夜限りの再結成ライブを行う(なお、そのライブ音源はCD化されており、「東京イズバーニング」や、未発表曲「タレントロボット」も収録している)。 1997年に新メンバーを加え再始動。当時人気のあったデジロック色を強めたバンドに生まれ変わり3枚のアルバムをリリースするも、2001年に活動休止。2005年に全アルバムとオリジナルメンバーによる新曲、更に秘蔵映像を収録したDVDをセットにしたBOXが発売された。
- 1 アナーキー (バンド)の概要
- 2 作品
アナーキー_(バンド)に関連した本
アナーキー_(バンド)に関係した商品
- 藤岡藤巻 / よろけた拍子に立ち上がれ! 【CD】HMV ローソンホットステーション R