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アディポサイトカイン

読み方あでぃぽさいとかいん
別名:脂肪組織由来生理活性物質

脂肪細胞から産生分泌されるさまざまな生理活性物質総称内臓脂肪がたまると、その分泌調節不全をきたします。

 脂肪細胞顕微鏡で見ると、中性脂肪たくわえミトコンドリアなど細胞働きに重要な小器官が隅に押しやられています。このため、脂肪細胞脂肪をためこんでは必要に応じて分解産物であるFFA遊離脂肪酸)やグリセロール放出している単なるエネルギー貯蔵庫とみなされてきましたが、これはまったくの誤解で、体の機能調節に重要な生理活性物質を活発に産生分泌している人体最大内分泌臓器であることが明らかにされています。
 「アディポ」は脂肪、「サイトカイン」は生理活性物質を意味し、アディポサイトカインは脂肪細胞から分泌されるその多彩な生理活性物質総称です。
 アディポサイトカインには悪玉物質善玉物質があり、悪玉には血栓をつくりやすくするPAI-1インスリン抵抗性起こすTNF-α、レジスチン、血圧上げアンジオテンシノーゲンレプチンなどが、また善玉にはインスリン抵抗性改善し、動脈硬化を防ぐアディポネクチンあります
 内臓脂肪蓄積は、これらのアディポサイトカインの産生分泌に異常をきたし、血液中の悪玉物質増加する一方善玉物質の血中濃度を低下させることで、動脈硬化直接的促進し、また糖尿病はじめとする生活習慣病リスク高めるのです。



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アディポサイトカイン【あでぃぽさいとかいん】



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アディポサイトカイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/04 11:53 UTC 版)

アディポサイトカイン(Adipo-cytokine)とは脂肪細胞から分泌される生理活性物質の総称であり、アディポネクチンレプチンTNF-αなどが含まれる。アディポサイトカインはその生理活性から善玉と悪玉に大きく分けられる。近年、生活習慣の変化によりメタボリックシンドロームの患者数が増加の一途をたどっているが、これらの物質はメタボリックシンドロームの発症において中心的な役割を果たしていると考えられており、注目を集めている。




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