2004年アテネオリンピックのサッカー競技・アジア予選とは? わかりやすく解説

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2004年アテネオリンピックのサッカー競技・アジア予選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 22:51 UTC 版)

本記事では、2004年アテネオリンピックのサッカー競技・アジア予選(2004ねんアテネオリンピックのサッカーきょうぎ・アジアよせん)について述べる。出場枠は男子3、女子2。

男子

開催方式

1次予選
12チームが1次予選免除。残る24チームが2チームずつに分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦する。勝利した12チームが2次予選に進出する。
2次予選
1次予選免除の12チームと、1次予選勝利の12チーム、合計24チームが2チームずつに分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦する。勝利した12チームが最終予選に進出する。
最終予選
12チームが4チームずつの3組に分かれ、2巡の総当たり戦(B組はダブルセントラル方式、他はホーム・アンド・アウェー)を行う。各組1位のチームがオリンピック出場権を獲得する。

1次予選

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
トルクメニスタン  2 - 1  インド 2 - 0 0 - 1
オマーン  17 - 0  カンボジア 8 - 0 9 - 0
レバノン  1 - 1 (a)  ヨルダン 0 - 0 1 - 1
ネパール  1 - 3  パレスチナ 0 - 1 1 - 2
ミャンマー  3 - 0  バングラデシュ 3 - 0 0 - 0
シリア  8 - 1  パキスタン 2 - 0 6 - 1
アラブ首長国連邦  4 - 0  タジキスタン 3 - 0 1 - 0
チャイニーズタイペイ  3 - 5  シンガポール 2 - 1 1 - 4
イラク  4 - 2  ベトナム 3 - 1 1 - 1
香港  3 - 0  スリランカ 1 - 0 2 - 0
イラン  (棄権)  モルディブ
キルギス  (棄権)  イエメン

2次予選

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
バーレーン  7 - 2  キルギス 2 - 1 5 - 1
日本  8 - 0  ミャンマー 3 - 0 5 - 0
ウズベキスタン  2 - 9  イラン 1 - 3 1 - 6
カタール  1 - 2  オマーン 1 - 0 0 - 2
(延長)
インドネシア  2 - 5  レバノン 1 - 0 1 - 5
クウェート  3 - 2  パレスチナ 1 - 1 2 - 1
アラブ首長国連邦  5 - 2  タイ 4 - 1 1 - 1
中華人民共和国  4 - 3  シリア 2 - 0 2 - 3
北朝鮮  3 - 4  イラク 2 - 0 1 - 4
香港  0 - 3  韓国 0 - 1 0 - 2
サウジアラビア  10 - 0  シンガポール 7 - 0 3 - 0
マレーシア  (棄権)  トルクメニスタン

最終予選

グループA

ホーム・アンド・アウェーで実施された。

チーム
1  韓国 6 6 0 0 9 0 +9 18
2  イラン 6 3 0 3 13 7 +6 9
3  中華人民共和国 6 2 1 3 7 8 −1 7
4  マレーシア 6 0 1 5 3 17 −14 1

韓国がオリンピックに出場。








グループB

チーム
1  日本 6 4 1 1 11 2 +9 13
2  バーレーン 6 3 2 1 9 7 +2 11
3  アラブ首長国連邦 6 2 1 3 9 11 −2 7
4  レバノン 6 0 2 4 9 18 −9 2

日本がオリンピックに出場。


開催国: アラブ首長国連邦





開催国: 日本





グループC

ホーム・アンド・アウェーで実施された。

チーム
1  イラク 6 3 0 3 9 7 +2 9
2  オマーン 6 2 3 1 4 5 −1 9
3  クウェート 6 2 2 2 4 3 +1 8
4  サウジアラビア 6 1 3 2 3 5 −2 6

イラクがオリンピックに出場。








女子

開催方式

出場11チームを3組に分け、それぞれ1回総当たりで対戦。各組1位のチームと、各組2位のチームのうち成績最上位のチームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進出する。試合はすべて日本で開催された。

グループリーグ

グループA

チーム
1  北朝鮮 3 3 0 0 22 0 +22 9
2  チャイニーズタイペイ 3 2 0 1 8 6 +2 6
3  香港 3 1 0 2 3 12 −9 3
4  シンガポール 3 0 0 3 0 15 −15 0




グループB

チーム
1  中華人民共和国 3 3 0 0 23 0 +23 9
2  韓国 3 2 0 1 14 3 +11 6
3  ミャンマー 3 1 0 2 2 18 −16 3
4  グアム 3 0 0 3 0 18 −18 0




グループC

チーム
1  日本 2 2 0 0 13 0 +13 6
2  タイ 2 0 1 1 0 6 −6 1
3  ベトナム 2 0 1 1 0 7 −7 1

日本  7 - 0  ベトナム
宮本ともみ  3分41分
大谷未央  7分59分
丸山桂里奈  60分
山本絵美  85分
澤穂希  90分
レポート
駒沢陸上競技場
観客数: 6,513
主審: 張冬青


タイ  0 - 6  日本
レポート 丸山桂里奈  11分47分
安藤梢  32分
小林弥生  51分
大谷未央  72分
山本絵美  90+2分
国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
観客数: 5,086
主審: 任銀珠

決勝トーナメント

準決勝 決勝
           
4月24日 国立    
  北朝鮮 0
  日本 3  
  4月26日 広島ビ
  日本 0
    中華人民共和国 1
 
3位決定戦
4月24日 広島ビ 4月26日 広島ビ
  中華人民共和国 1   北朝鮮 5
  韓国 0     韓国 1

中国日本がオリンピックに出場。

準決勝


北朝鮮  0 - 3  日本
レポート 荒川恵理子  11分
 45+1分 (OG)
大谷未央  64分
国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
観客数: 31,324
主審: クリスティーナ・ソコライ

オリンピック出場権の懸かった北朝鮮と日本の一戦は、サッカー日本女子代表の過去最多観客数となる31,324人の観客の中、過去13年間で北朝鮮に7連敗中だった日本が北朝鮮を破り、オリンピック出場権を得た[1]。この試合で澤穂希は、低迷している日本女子サッカーのためにも出場権を獲得しなければならないという気持ちの一方で、膝の痛みを抱えながら試合に出場、2015年の引退会見時にこの試合を最も辛かった試合に挙げている[2]



3位決定戦



決勝


日本  0 - 1  中華人民共和国
レポート 李潔  57分 (PK)
広島ビッグアーチ
観客数: 2,407
主審: 任銀珠

出典

脚注

  1. ^ 女子代表、北朝鮮下しアテネへ/五輪予選”. nikkansports.com. 日刊スポーツ (2004年4月25日). 2017年2月2日閲覧。
  2. ^ 澤穂希が神頼みをした1試合。なでしこジャパン“以前”の分岐点”. フットボールチャンネル (2015年12月19日). 2017年2月2日閲覧。



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