アセトヒドロキサム酸
アセトヒドロキサム酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/01 15:17 UTC 版)
アセトヒドロキサム酸(アセトヒドロキサムさん、またはN-ヒドロキシアセトアミド、英: Acetohydroxamic acid、AHAとも略記される)は、細菌や植物のウレアーゼに対する強力かつ不可逆的な酵素阻害剤であり、尿路感染症の治療に用いられる。分子構造は尿素に類似するが、ウレアーゼによる加水分解を受けない[1]。物理的な性質として、融点は92℃。常温では白色ないしわずかに薄い黄色の結晶又は粉末である[2]。
- ^ W. Fishbein and P. Carbone J Biol Chem. 1965 Jun;240:2407-14
- ^ Acetohydroxamic Acid(東京化成工業)
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