あけび‐このは【通=草木の葉】
通草木の葉
読み方:アケビコノハ(akebikonoha)
ヤガ科のガ
アケビコノハ
和名:アケビコノハ |
学名:Adris tyrannus Guenee |
チョウ目,ヤガ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄本島,石垣島,西表島,中国,台湾,マレーシア,インド |
写真(上):ムベ上のアケビコノハ幼虫 |
説明 成虫は開張95〜100mm。幼虫の体長は75mm程度で円筒形だが,腹部前方を上方に湾曲させて頭部を下方に曲げ,尾端を高く持ち上げる独特の姿勢で静止している。幼虫は全体に暗橙褐色で,第二,第三腹節の側方に大きな丸い模様(眼状紋)がある。特に前方の模様は「目」そのものであり,独特の静止姿勢とあいまって,体の前半全体が巨大な頭部であるかのように見える。成虫で越冬し,7〜8月に新成虫が見られる。幼虫はムベ,アケビなどの葉を食べるが,成虫はナシ,モモなど様々な果実に口吻を刺して吸汁し害を与える。 |
通草木葉
通草木葉蛾
アケビコノハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 03:57 UTC 版)
アケビコノハ(通草木葉蛾、学名: Eudocima tyrannus)は、チョウ目ヤガ科の昆虫。大形のガの一種。
- ^ a b c 神保宇嗣 (2020年). “List-MJ 日本産蛾類総目録 version 3β”. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2012年4月8日閲覧。
- 1 アケビコノハとは
- 2 アケビコノハの概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
固有名詞の分類
- アケビコノハのページへのリンク