アガメムノーンとは? わかりやすく解説

アガメムノーン

名前 Agamemnōn

アガメムノーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:57 UTC 版)

アガメムノーン古代ギリシア語: Ἀγαμέμνων, Agamemnōn)は、ギリシア神話英雄である。トロイア遠征軍の総帥。長母音を省略してアガメムノンとも表記される。




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アガメムノーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 06:02 UTC 版)

オレステイア」の記事における「アガメムノーン」の解説

詳細は「アガメムノーン (アイスキュロス)」を参照 ミュケーナイのアガメムノーンの宮の屋上にてトロイア戦争における勝利を伝えるのろしを長年待っている物見男のうんざりした独白の中、のろしが上がるところから物語は始まる。土地長老からなるコーラス隊が物語ここまで経緯説明した歌を歌ったのち、イーリオストロイア)を陥落させたギリシア軍総大将アガメムノーンが、10年ぶりにミュケーナイ凱旋帰国する。コーラス隊がギリシア側の勝利を寿ぐ歌を歌う中、アガメムノーンの妃クリュタイムネーストラーヘレネーの姉)が出迎え二人宮内に入るが、捕虜として連れられてきたトロイアの王カッサンドラーは、この宮には復讐の女神エリーニュス)がとりついており、アガメムノーン家には大きな不幸が起こると予言する。やがてカッサンドラーが自らの運命受け入れると心に決め宮内飛び込むと、アガメムノーンの悲鳴宮内より聞こえてくる。宮門開かれると、刃物持ったクリュタイムネーストラー足元にアガメムノーンとカッサンドラー血まみれ倒れている光景広がるトロイア戦争出征する際、アガメムノーンは娘イーピゲネイア女神への生贄として捧げた。これを怨んだクリュタイムネーストラーは、同じくアガメムノーンに恨み抱いているアイギストス深い仲になり、共謀して夫アガメムノーン、そして捕虜たるその愛人カッサンドラー殺害したのだったコーラス隊は妃とその愛人非難し、剣を構えて対峙するが、クリュタイムネーストラーは娘の仇をとったことは正義に基づくものであり、今後アイギストス自分がこの国のすべての支配者であるのだと宣言する

※この「アガメムノーン」の解説は、「オレステイア」の解説の一部です。
「アガメムノーン」を含む「オレステイア」の記事については、「オレステイア」の概要を参照ください。

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