アウグストゥスとは? わかりやすく解説

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アウグストゥス【Augustus】

読み方:あうぐすとぅす

尊厳者の意》前27年オクタビアヌスローマ元老院から受けた称号


アウグストゥス 【Augustus】


アウグストゥス

作者ヘルマン・ヘッセ

収載図書ヘルマン・ヘッセ全集 9 メールヒェン・物語集71919-1936
出版社臨川書店
刊行年月2005.6


アウグストゥス

名前 Augustus; Aúgoustos

アウグストゥス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 10:15 UTC 版)

アウグストゥス: Augustus, 紀元前63年9月23日 - 紀元14年8月19日[1])は、共和政ローマ政務官でありユリウス=クラウディウス朝ローマにおける初代元首(皇帝)(在位:紀元前27年 - 紀元14年)。ガイウス・ユリウス・カエサルの姪の息子に当たり、その暗殺後に養子となってマルクス・アントニウスらを倒し内乱を勝ち抜きプトレマイオス朝エジプトを併合して地中海世界を統一し、プリンキパトゥス(元首政)を創始して後にパクス・ロマーナと称される時代の礎を築いた。


  1. ^ 古代ローマの人名#個人名の変化も参照。
  2. ^ ローマでは遺言によって名前を引き継ぐ形では正式な養子縁組とはされなかった[11]
  1. ^ Augustus Roman emperor Encyclopædia Britannica
  2. ^ ビアード 2018, p. 65.
  3. ^ スエトニウス『皇帝伝』神君アウグストゥス、2, 7
  4. ^ MRR2, p. 292.
  5. ^ ニコラオス『アウグストゥス伝』7-8.
  6. ^ スエトニウス『ローマ皇帝伝』68.
  7. ^ ストラウフ 2018, pp. 25–32.
  8. ^ サイム 2013a, pp. 172–177, 196.
  9. ^ レヴィック 2020, pp. 36–39.
  10. ^ キケロ『ピリッピカ』13,24
  11. ^ レヴィック 2020, pp. 37–38.
  12. ^ サイム 2013a, pp. 178–179.
  13. ^ サイム 2013a, pp. 190, 200–201.
  14. ^ a b レヴィック 2020, pp. 37–40.
  15. ^ サイム 2013a, pp. 246–248, 255–256.
  16. ^ サイム 2013a, pp. 268–273, 188.
  17. ^ レヴィック 2020, pp. 43–50.
  18. ^ サイム 2013a, pp. 287–308.
  19. ^ スエトニウス『皇帝伝』神君アウグストゥス13.
  20. ^ サイム 2013a, pp. 308–318.
  21. ^ レヴィック 2020, pp. 51.
  22. ^ サイム 2013a, pp. 318–323.
  23. ^ サイム 2013a, pp. 324–325, 329–336.
  24. ^ レヴィック 2020, pp. 52–55.
  25. ^ サイム 2013a, pp. 337, 343–354.
  26. ^ レヴィック 2020, pp. 55–60.
  27. ^ 青柳 1992, pp. 265–266.
  28. ^ 池上 2017, p. 52.


「アウグストゥス」の続きの解説一覧

アウグストゥス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:28 UTC 版)

ユリウス=クラウディウス朝」の記事における「アウグストゥス」の解説

民衆派指導者として元老院支配打倒しオクタウィアヌスは、アウグストゥスと名を改め事実上世襲君主による帝政プリンキパトゥス)を開始した。しかし肝心のアウグストゥス本人男子恵まれず、また男子兄弟もいなかったことから男系子孫による世襲早い段階諦め一人娘大ユリアと姉の息子マルケッルスいとこ婚させて、少しでも自身に近い血縁帝位独占しようと試みた。 だが、マルケッルス紀元前23年食中毒で子を残さず早世してしまい、アウグストゥスは次に娘を腹心であったアグリッパ再婚させた。今度は3人の男子生まれたが、長男ガイウス・カエサル戦死次男ルキウス・カエサル早世、そして三男アグリッパ・ポストゥムス祖父対立して追放された。 孫を失った後、アウグストゥスはアグリッパ死後大ユリア3度目再婚命じた今度相手は自らの後妻リウィア・ドルシッラ連れ子であり、弟大ドルスス並んで優れた軍司令官として知られていたティベリウスであったティベリウス大ユリア決し良好な間柄ではなく結婚生活不調もあってアウグストゥスと敵対したティベリウス一時期自発的にロドス島亡命生活送っていた。 しかし、ティベリウスの弟である大ドルススマルクス・アントニウス次女小アントニア結婚して子供ゲルマニクスクラウディウス)を得ていたこともあり、「甥の後見人」という立場ポストゥムス追放後ティベリウス帝位継承者に指名した

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アウグストゥス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 03:32 UTC 版)

この私、クラウディウス」の記事における「アウグストゥス」の解説

ローマ帝国初代元首明るく開放的な性格持ち主クラウディウス才能一定評価しており、クラウディウス敬愛していた。妻リウィアによって暗殺される

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