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アイ・ハヌム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/14 03:54 UTC 版)

アイ・ハヌム(Ai-Khanoum, Ay Khanum)は、アフガニスタン北部のクンドゥズ州にあったギリシャ人による古代都市で、アレクサンドロス3世による征服後の紀元前4世紀に作られたグレコ・バクトリア王国の主要都市。アレクサンドリア・オクシアナ (Alexandria on the Oxus) に比定され、後のエウクラティディア (Eucratidia) の可能性もある。"Ai-Khanoum" という名称はウズベク語で「月の婦人」の意[1]。位置はアフガニスタン北西部のクンドゥズ州内であり、オクサス(Oxus、現在のアムダリヤ川)とKokcha川が合流する地点(北緯37度10分10秒 東経69度24分30秒 / 北緯37.16944度 東経69.40833度 / 37.16944; 69.40833)にあり、インド亜大陸の玄関口にあたる。アイ・ハヌムは約2世紀に渡り東洋におけるヘレニズム文化の中心地だったが、エウクラティデス1世の死後間もない紀元前145年ごろ遊牧民月氏の侵入によって壊滅した[2]

その遺跡は、1964年から1978年までポール・ベルナール率いるアフガニスタン考古学フランス調査団が発掘し、ロシアの科学者も発掘を行っている。アフガニスタン紛争によって発掘は中断し、その地は戦場となってしまい、もはやほとんど原形をとどめていない。


  1. ^ Bell, George. "Journal of the Royal Society of Arts". Royal Society of Arts, 1970. p. 445
  2. ^ Bernard, P. (1994): "The Greek Kingdoms of Central Asia." In: History of civilizations of Central Asia, Volume II. The development of sedentary and nomadic civilizations: 700 B.C. to A.D. 250. Harmatta, János, ed., 1994. Paris: UNESCO Publishing. ISBN 92-3-102846-4, p. 103.
  3. ^ Claude Rapin, "De l'Indus à l'Oxus", p375. Also full description of the papyrii (French)
  4. ^ Claude Rapin, "De l'Indus à l'Oxus", p375
  5. ^ original text and French translation
  6. ^ Frohlich, p.10
  7. ^ "Afghanistan, tresors retrouves", p150
  8. ^ "Les influences de l'astronomie grecques sur l'astronomie indienne auraient pu commencer de se manifester plus tôt qu'on ne le pensait, dès l'époque Hellénistique en fait, par l'intermédiaire des colonies grecques des Gréco-Bactriens et Indo-Grecs" (French) Afghanistan, les trésors retrouvés", p269. 翻訳:「ギリシアの天文学はこれまで考えられていたよりも早くからインドの天文学に影響を与えていたと思われ、グレコ・バクトリアのギリシア人入植地の代表者やインド・グリーク朝を通してヘレニズム時代に影響を及ぼしたと考えられる」
  9. ^ "Seleucid coins of Bactria", Brian Kritt
  10. ^ 出典、BBC News別の記事。ドイツ語の写真を交えた詳細な解説は こちら


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