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アイソスピンの保存

アイソスピンとは、アップクォークダウンクォークに、大きさ1/2のベクトル を対応させたとき、スピンと同様の算術対称性成り立つことから提唱された 量である(アイソスピンの項参照)。  強い力による反応前後において、アイソスピン保存する (実際には,アップクオークとダウンクオーク の質量がわずかばかり違うためこの保存則近似的に成り立つ)。これは、強い力に おいて、アップクォークダウンクォーク保存し、これらのクォーク対称性反応において維持されることの結果である。これにより、たとえば、中性ロー中間子が、 荷電パイ中間子対に崩壊はするが、中性パイ中間子対には崩壊しないことが説明できる。  電磁相互作用においてはアイソスピン保存しない。これは、アップクォークダウンクォーク電荷が違うことから明らかである。また、弱い力においても、アイソ スピン保存しない。






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この記事は、「素粒子事典」の2006年8月3日版を転載しております。

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