アイゴ科とは? わかりやすく解説

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アイゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 05:31 UTC 版)

アイゴ科 Siganidae は、スズキ目・ニザダイ亜目の下位分類群の一つである。下位分類はアイゴ属 Siganus 1属のみで、29種が知られている[1]インド太平洋および地中海東部に分布する沿岸魚のグループで、側扁した体型・小さい口と厚い唇・腺の付属した鋭い条などを特徴とする。


  1. ^ Froese, Rainer, and Daniel Pauly, eds. (2024). "Siganidae" in FishBase. February 2024 version.
  2. ^ Zolkaply, Siti Zulaiha, et al. (2021). “Evolutionary history and taxonomic reappraisal of coral reef rabbitfishes (Siganidae): Patterns of lineage diversification and speciation”. Biology 10 (11): 1109. doi:10.3390/biology10111109. 
  3. ^ Philippe Borsa, Sarah Lemer, D. Aurelle (2007). “Patterns of lineage diversification in rabbitfishes”. Molecular Phylogenetics and Evolution 44: 427-435. doi:10.1016/j.ympev.2007.01.015. 
  4. ^ 小枝圭太・本村浩之 (2016). “奄美大島から得られたヒフキアイゴ Siganus (Lo) unimaculatus の標本に基づく北限記録”. Nature of Kagoshima 42. https://www.museum.kagoshima-u.ac.jp/staff/motomura/2016_05_Hifukiaigo.pdf. 


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アイゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/31 20:00 UTC 版)

ニザダイ亜目」の記事における「アイゴ科」の解説

アイゴ科 Siganidae は1属(2亜属 Siganus、Lo分けられる27種で構成され、アイゴ・ヒフキアイゴなどが所属するインド洋西部太平洋と、地中海東部熱帯海域分布し通常草食性河口域生息する少なくとも1種知られるほか、生活史過程で同域に進出する種類いくつかある。約半数サンゴ礁などで単独生活を送り、残る半数種類群れ作って生活する。 全種に共通して腹鰭に2本(間に3本軟条を挟む)、背鰭13本、臀鰭に7本の強い棘条をもつ。これらの棘条毒腺つながっており、刺される激痛伴うため扱う場合注意が必要である。種の鑑別背鰭尾鰭形状とともに体色体高用いて行われるアイゴ属 Siganus

※この「アイゴ科」の解説は、「ニザダイ亜目」の解説の一部です。
「アイゴ科」を含む「ニザダイ亜目」の記事については、「ニザダイ亜目」の概要を参照ください。

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