アイク (ファイアーエムブレム)
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アイク(Ike)は、任天堂発売(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲーム『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』(以下『蒼炎』)及び続編『暁の女神』(以下『暁』)に登場する架空の人物。
- ^ ただし、父親が元将軍という経歴から、彼も貴族の血統である可能性を完全否定は出来ない。
- ^ ニンテンドウオンラインマガジン No.82 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 開発スタッフインタビュー
- ^ エンターブレイン 『週刊ファミ通』2015年7月9日号 発行:株式会社KADOKAWA-DOWANGO 2015年。雑誌 21882-7/9。124頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム ヒーローズ』英雄総選挙 結果発表
- ^ 所謂、“人”。鉄の武器や魔導書を用いた魔法で以て戦い、王族・貴族制から成る階級社会を営む。個人の資質より出身が優先される。
- ^ 『暁』では既に故人。団はアイクが継いでいる。
- ^ アイクにとっては夢のように朧気な存在で、歌い聴かされた子守唄が唯一確かな思い出に残っている。
- ^ 所謂、“亜人”。獣、鳥、竜等からヒトに進化した種族。総じてベオクより平均寿命が長い。太古の大動物そのままに変身(作中では“化身”と呼称)、生来の爪と牙を用いて戦う。類型ごとに分かれ、実力主義から成る社会を営む。生まれよりも個人の資質を重視するが、ラグズ国家の約半数は優秀な血族が王を継承する実質的な王族制と化している。
- ^ ワンダーライフスペシャル『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』発行:小学館、2010年。ISBN 4091064671。216頁。
- ^ 元奴隷の虎の民ムワリム(獣牙族)には緩やかな階級制度の身許を羨まれ(『蒼炎』第16章「ベグニオンの贖罪」拠点情報〈ムワリム〉)、古馴染みの団員シノンは団長グレイルの息子というだけで必要なものを全て備え、彼から見ればそれを当然のように生きるアイクを疎んでいた(『蒼炎』第23章「オルリベス大橋」拠点情報〈シノン〉)。
- ^ 第12章「異邦の領域」クリア後シーン。その場はゴルドア王子クルトナーガの計らいで事なきを得、彼との交流では逆にアイクの率直さが功を奏した(ミスト曰く「お兄ちゃんの図々しいのが、思いがけず役に立ったね!」)。
- ^ 第14章「試練」冒頭シーン。
- ^ 第三部8章「灼熱の果て」クリア後シーン。
- ^ 『蒼炎』第19章「託されしもの」、敵将ホマサとの戦闘会話。
- ^ 『蒼炎』第21章「王なき王都」、将軍タウロニオとの自軍加入会話イベント。
- ^ ムービーシーンやイラストでは両手持ちで構える場面もある。
- ^ 父の死後はまともに眠ることすら敵わず、目を覚まさぬ夜はなかった(『蒼炎』第28章「歪んだ魔塔」冒頭ナレーション)。
- ^ アイクは『暁』の一騎討ちを終えるまで、漆黒の騎士がグレイルの元弟子とは知らずにいた。『蒼炎』でグレイルと漆黒の騎士による対決の場に会してはいたが、父の制止もあって遠目で観するに留まり、対峙する二人の会話内容も把握していない(『蒼炎』第27章「宿命の刻」拠点情報〈ティアマト〉)。
- ^ 『蒼炎』重歩兵ガトリーと天馬騎士マーシャの支援会話B、『暁』第三部1章「ラグズとベオク」拠点会話〈仲間たち3〉。
- ^ 『蒼炎』ライとの支援会話C。
- ^ 『蒼炎』第9章「ガリアにて」拠点情報〈モゥディ〉、『暁』第四部4章「天啓」拠点会話〈狼の民〉。
- ^ 『蒼炎』第21章冒頭シーン。
- ^ 『暁』第三部5章「撤退戦」冒頭シーン、第四部1章「帝都への道」冒頭シーン。
- ^ 『蒼炎』白鷺王子リュシオンとの支援会話A、傭兵団騎兵オスカーと聖天馬騎士団副長タニスの支援会話B
- ^ 『蒼炎』ティアマトとの支援会話A。
- ^ 『蒼炎』第13章「風は導く」拠点情報〈女性〉。
- ^ 『蒼炎』第23章拠点情報〈セネリオ〉。
- ^ 『暁』第四部1章 拠点会話〈ララベル〉。
- ^ ファミ通.com - ゲームキューブで新たな物語が始まる!! 『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(仮題)』
- ^ リガルソードの初期開発名は「ロングソード」という名称であった(出典:『ニンテンドーワールド Touch! DS』、ゲームキューブ出典タイトル『蒼炎の軌跡』 Archived 2008年3月25日, at the Wayback Machine.)。
- ^ 侵略目的としては、反ラグズ思想の強いデインが、ガリアと同盟を結び親ラグズ派を表明するクリミアへの制裁に動いたものとされている。だがクリミアとガリアの同盟も『蒼炎』では未だ国同士の関係に過ぎず、両国の民間には殆ど浸透していない。
- ^ アイクは「俺の柄じゃない」と貴族入りに否定的意向を示していたが、必要なことならばと私情を抑えて承諾。
- ^ アイクは任意でのクラスチェンジが行えず、この際自動的に上級職となる。後々の展開でアイクはユニット能力値が殊更に重要となるので、下級職時のレベルアップや取得EXPの調整は必須である。
- ^ ゲーム仕様上は離脱することでクリアも可能。また、ターン数制限のため必ずしも倒せるとは限らない。『暁』での設定上は倒したという前提になっている。
- ^ ゲーム仕様上、アシュナードにダメージ与えられるのはラグネル装備のアイク、及び一部のラグズのみ。
- ^ 後述の「女神の加護」など、無効化不可能なスキルも一部存在する。
- ^ クラスチェンジ以前に「見切りの書」で取得済みの場合は無効となる。
- ^ ミストは兄の成長ぶりについて、大きく育ち続けるのでその都度服の丈を直さなければならない、と語る(第三部1章拠点会話〈仲間たち〉)。3年ぶりに再会したラグズ解放軍首領トパックは「ごつっ!!」「デカ…っ!」と驚愕(第四部4章「天啓」)、グレイルの過去を知る暗殺者フォルカには「しばらく見ないうちに…ずいぶん、でかくなったな」「グレイル殿に似てきたようだ」と言い及ばれた。「会うやつみんなに言われる」とはアイク本人の弁(第四部終章「再生」[Area1]拠点会話〈火消し〉)。
- ^ 戦勝国クリミアは戦役の後デインの統治権を放棄。宗主国ベグニオンに委ねた結果、帝国元老院派による圧政と搾取を招いた。
- ^ 『蒼炎』エピローグにて、エリンシアの即位式へ列席するベグニオン宰相セフェランに予め前言していたので、期間を定めてはいなかったものの予定通りではあった。
- ^ ベグニオンが過去セリノスに犯した虐殺事件の新事実を巡り、フェニキス・セリノス連名の釈明要求が帝国に取り合われず、フェニキスがキルヴァス王国(鳥翼族のラグズ)、ガリアと連合を結成し最終通告するも、帝国は通達の使者を斬殺。これを受け連合が宣戦布告し開戦する。
- ^ サナキを代表とするベグニオン軍が同盟各国に兵を借り受ける形で構成され、本編内でその様に称する。
- ^ サナキは最初から総司令官にするつもりであったが、寸前で断れなくするため故意に事前の打診をしなかった。
- ^ 前作同様、章始めのイベントで自動クラスチェンジする。アスタルテにとどめを刺せる無二のユニット。
- ^ 世界観内において【正】と【負】の気は世界を成り立たせる概念で、個人の心や気質にも大きな影響を与える。【正】の気が意味するものは“静”であり、秩序、安定、平穏、束縛などが含まれる。対して【負】の気が意味するものは“動”。混沌、変化、闘争、自由などを含む。メダリオンは手にした者の内にある負の力を極端に高め、理性を失った暴走状態に陥らせる。手にしても正気を保てるのはエルナとミスト、種族全体の気質がそうである鳥翼族の鷺の民といった、極端に正の力が強い者に限られる。しかしそうでなくとも、強大な負の気に身を委ね、御する程の精神を持つ者ならば、或いは純然に力を飛躍させるのも不可能ではない。
- ^ 読みは「イーザー」。
- ^ 数少ない「奥義の書」の最速入手タイミングだが、前章でソーンバルケを自軍に加入させている必要がある。
- ^ 『暁』での「太陽」「月光」とは性能が異なっている。同作の「太陽」は回復効果自体は変わらないもののダメージ3倍、「月光」は守備無効の上力を3倍にして攻撃する。
- ^ 当初は帝国ではなく王国として興された。
- ^ 劇中でオルティナが両本を構える姿は見られないが、第四部終章[Area3]でユンヌが話す昔語りの中に、エタルドを左腰に提げ、左手一本でラグネルを振るい衝撃波で大群を薙ぎ払う様が描かれている。
- ^ 詳細を描く回想シーンはゼルギウスとエルランの視点による事件現場到着から始まる他、暴走した父の凶行を見たアイクは、心的外傷から発狂しかけた所で記憶封じの術を受け、直後に眠ってしまったので、本人の記憶だけでは彼等に救われたと判らない筈である。しかし終章[Area4]におけるセフェラン(エルランの偽名)との戦闘会話では、エルランが記憶を封じて救ったという、二人称視点でしか知り得ぬ事実を認識出来ている。もっとも、それを伝えられたのはエタルドだけの力なのか、傍に居たユンヌの働きかけがあってのものかは台詞で具体的に言及されないので不明。
- ^ ゲーム上の追加効果で、ユンヌの加護を受けた武器は使用回数が無限になり、スキル「女神の加護」を持つ敵ユニットにダメージを与えられるようになる。だが設定上ラグネルは元よりその効果を有しているので、加護を受けるメリットが特別無い。しかし、アイクがラグネルを装備する形でしか加護を受けるイベントは進行しない。難易度ノーマルのみ、ラグネル含め祝福を施された武器は、装備時HP以外のステータス値全てに+5される補正効果が付く。
- ^ 加護を受けるイベント時にアイクがラグネルを装備していないと、ユンヌが前述のように注意を促し、装備させる。
- ^ 他には攻撃力が魔力依存の「ソニックソード」「ルーンソード」のみ。
- ^ 性能やモーションは『覚醒』で主人公クロムらが習得するものに準拠。
- ^ ダウンロードコンテンツ「無限の神器」では何本でも追加入手できる。
- ^ 電撃攻略本編集部『ファイアーエムブレム 覚醒 設定資料集 Knights of Iris』発行:アスキー・メディアワークス、2012年。ISBN 404886694X。
- ^ シリーズ全体ではマルス、ロイに続き3人目となる。
- ^ 刀身や柄の装飾、宝石の数など、原作とデザイン細部が異なる。次作以降刀身と宝石は概ね原作通りに修正されている。
- ^ 2008年2月29日ファミ通増刊号「直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く後編」
- ^ 任天堂 (2018年6月12日). “大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL [E3 2018]”. Youtube. 2018年6月13日閲覧。
- ^ ゲーム中の物語には関与しないゲスト出演。
- ^ ファイアーエムブレムヒーローズ公式Twitter(2022年4月7日)
- ^ ファイアーエムブレム ヒーローズ 英語版公式サイト
- 1 アイク (ファイアーエムブレム)とは
- 2 アイク (ファイアーエムブレム)の概要
- 3 他作品での出演
- 4 声の出演
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