映画情報 |
わんわん物語
| 原題: | Lady and the Tramp |
| 製作国: | アメリカ |
| 製作年: | 1955 |
| 配給: | 大映配給 |
| スタッフ | |
| 監督: | Hamilton S. Luske ハミルトン・S・ラスク |
| Clyde Geronimi クライド・ジェロニミ | |
| Wilfred Jackson ウィルフレッド・ジャクソン | |
| 製作: | Walt Disney ウォルト・ディズニー |
| Erdman Penner アードマン・ペナー | |
| 原作: | Ward Greene ウォード・グリーン |
| 音楽: | Oliver Wallace オリヴァー・ウォーレス |
| キャスト(役名) |
| 解説 |
| ウォルト・ディスニー製作によるシネマスコープ長編漫画の第一作。新聞記者上りのユーモア作家で最近物故したウォード・グリーンがこの映画のために書き卸した物語から、犬の世界のさまざまな出来事を笑いとペーソスとロマンティシズムを混えて描くテクニカラー作品。製作補佐アードマン・ペナー、監督はハミルトン・S・ラスク、クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソンと三名の共同、主題歌作詞・作曲は歌手のペギー・リーとサニー・バーク、音楽は「不思議の国のアリス(1951)」のオリヴァー・ウォレンス。日本語版製作に当ってはディズニー撮影所技術部長ジョン・A・カッティングが来日、「ダンボ」の経験を活かし、立教大学の女子学生で全く素人の宝田薫、俳優小林桂樹、三津田健、落語家古今亭今輔、声優里見京子など多彩な声のタレントを動員、一年余を要して完成した。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 今から50年前、アメリカ中部のある都会の物語。クリスマスの夜。ジム・ディアは新妻ダーリングにかわいい牡の子犬をプレゼント。ダーリングにレディ(淑女)と名付けられた子犬は家族の一員となり、春には一人前のお嬢さん犬に成長。りこうなレディはよく御主人の言うことをきき、鑑札のついた立派な首輪も貰った。同じ都会の片隅に野良犬ノラ公が住んでいた。元気一杯で頭の良い雑種のノラ公は勝手気ままに暮らしていたが、犬殺しに捕った仲間を逃したとき、追いかけられて住宅街に迷いこみ、レディに対面。レディはダーリングに赤ちゃんが産まれるために急に冷淡な扱いを受けるようになったのを悲観、近所のお爺さん犬ジョックとトラスティに慰められていた。ノラ公はレディに「人間の心に愛情の入る広さは限られているんだよ」と教える。翌年の4月、かわいい男の子が誕生。だが3カ月ほど経ち、ジムとダーリングは旅行することになる。赤ちゃんと留守宅の世話はセイラ叔母さんの役目。彼女が連れてきた二匹の猫は家中を飛び廻り、レディはその責を追わされて叔母さんに口輪をはめられてしまう。レディは遂に家をとび出し下町をさまよう中、不良犬に襲われるが、そこにノラ公が出現。ノラ公はレディを動物園に伴い、歯の強いビーヴァーに口輪をかみ切って貰う。ノラ公のお馴染トニーの食堂では大ごちそう。美しい夏の夜、レディはノラ公を恋するようになる。だがノラ公がさそった鶏殺しのいたずらでレディは野犬に収容所へ。そこで沢山の野良犬に会ったレディは、ノラ公に女友達が大勢いると知り大ふんがい。セイラ叔母さんの迎えで家に戻っても、鎖につながれたレディの不機嫌は直らない。ノラ公の弁解も上の空。ジョックとトラスティの慰めも無駄となる。だが大ネズミが赤ちゃんの部屋に忍びこむのを見たレディはノラ公に急報。ノラ公はネズミをかみ殺すが叔母さんの誤解でレディは幽閉、ノラ公は犬殺しの手に。その直後、ジム夫妻が戻り、ネズミの死体を発見、万事めでたく解決した。それから数か月、クリスマスの夜。ジム家にはダーリングの赤ちゃんの他、レディと、今は立派な鑑札をつけたノラ公の赤ちゃん犬が楽しそうに騒いでいた。 |
ウィキペディア |
わんわん物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/14 02:36 UTC 版)
| わんわん物語 | |
|---|---|
| Lady and the Tramp | |
| 監督 | ウィルフレッド・ジャクソン ハミルトン・ラスク クライド・ジェロニミ |
| 脚本 | アードマン・ペナー ジョー・リナルディ ラルフ・ライト ドン・ダグラディ |
| 製作 | ウォルト・ディズニー ロイ・O・ディズニー |
| 出演者 | 下記参照 |
| 音楽 | オリヴァー・ウォーレス |
| 編集 | ドン・ホーリデイ |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 76分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 次作 | わんわん物語II |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『わんわん物語』(わんわんものがたり、原題:Lady and the Tramp)は、1955年6月16日公開のディズニーによるアニメーション映画。原題Lady and the Trampを直訳すると「お嬢様と風来坊」という意味である。当時の日本の映画雑誌には「貴婦人と浮浪者」と記載されている。上映時間76分。日本での公開は1956年8月8日。
続編に『わんわん物語II』(2001年、原題:Lady and the Tramp II: Scamp's Adventure)がある。
目次 |
概要
1937年にウォルト・ディズニー社のスタッフ、ジョー・グラントがアメリカン・コッカー・スパニエルを主人公とした原案を作製。そしてウォルトの「2匹の犬の物語にしたい」という提案を基に、ウォード・グリーンが原作となる小説を制作。試行錯誤の末、およそ20年の歳月を経て完成をみた作品である。
それまでのディズニー映画は『白雪姫』や『ピノキオ』といった童話が原作となっているものが多かったが、本作は完全オリジナルストーリーである。
本作は長編アニメーション映画初のシネマスコープ作品であり、この点も公開前から大きな話題になっていた。
物語
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
ニューイングランドに住むダーリングへのクリスマス・プレゼントとしてジム家にやってきたコッカー・スパニエルのレディ。夫妻の愛情を一身に受けていたが、二人に子供が生まれる。レディは変化に戸惑いつつも赤ん坊を見守る。
ある日、夫婦の旅行中にベビーシッターとして猫好きで犬嫌いのセーラおばさんがやってきたために家を飛び出したレディは野良犬のトランプに助けられる。
生まれも育ちも異なる2匹であったが、やがて互いに惹かれ合うようになる。しかし、レディが保健所に捕まってしまい…。
スタッフ
- 製作:ウォルト・ディズニー、ロイ・O・ディズニー
- 企画:ジョー・グラント
- 原作:ウォード・グリーン
- 脚本:アードマン・ペナー、ジョー・リナルディ、ラルフ・ライト、ドン・ダグラディ
- 音楽:オリバー・ウォレス
- オーケストラ指揮:エドワード・H・プラム、シドニー・ファイン
- 作詞・作曲:ペギー・リー ソニー・バーク
- ペッグ担当作画監督 - エリック・ラーソン
- アクション担当作画監督 - ウォルフガング・ライザーマン
- 作画監督 - ミルト・カール、フランク・トーマス、オリー・ジョンストン、ジョン・ラウンズベリー、レス・クラーク、ハル・キング
- レイアウト - トム・コドリック、アル・ジンネン、A・ケンドール・オコーナー、ヒュー・ヘネシー,ランス・ノーレイ、ジャッケス・ラップ、マクラーレン・スチュワート、ドン・グリフィス、トール・パットナム、コリン・キャンベル、ビクター・ハボウシュ、ビル・ボッシュ
- 原画 - ジョージ・ニコラス、ハル・アンブロ、ケン・オブライエン、ジェリー・ハッチコック、エリック・クレウォース、マービン・ウッドワード、エド・アーダル、ジョン・シブレイ、ハーベイ・トゥームズ、クリフ・ノードバーグ、ドン・ラスク、ジョージ・クレイセル、ヒュー・フレイザー、ジョン・フリーマン、ジャック・キャンベル、ボブ・カールソン
- エフェクト原画 - ジョージ・ロウレイ、ダン・マクマヌス
- 美術監督 - ケン・アンダーソン、クロード・コーツ
- 背景 - ディック・アンソニー、ラルフ・ヒューレット、アル・デンプスター、テルマ・ウィトマー、アイベン・アール、ジミ・トラウト、レイ・ハッフィン、ブライス・マック
- 特殊効果 - アブ・アイワークス
- 撮影 - ボブ・ブロートン
- 音響監督 - C・O・スライフィールド
- 録音 - ハロルド・J・ステック、ロバート・O・クック
- ミキサー - イブリン・ケネディ
- 編集 - ドン・ホーリデイ
- 製作担当者 - ビル・アンダーソン
- プロデューサー:アードマン・ペナー
- 監督:ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソン
キャラクター
- レディ Ⅰ、Ⅱ登場
- クリスマスプレゼントにダーニングヘ送られた裕福な家庭で飼われる血統書付きのアメリカン・コッカー・スパニエルの雌。Ⅰの主人公かつヒロイン。飼い主の夫婦の留守中に町へ飛び出し、そこで出会った野良犬のトランプと恋に落ちる。トランプに自由に生きることを薦められるが、「赤ちゃんが心配」と家に帰ることを望む。しかしトランプの失態で保健所に連れて行かれ、そこでトランプにかつて沢山のガールフレンドがいたことを知り腹を立てるが、後にトランプと仲直りをしてめでたく結ばれ、4匹の子犬が生まれた。Ⅱでは母親として子供を守る様子が見える。ⅡではⅠから時間が経っているため、少し声が違う他母親として子供を守ろうとする様子が伺える。また、主人公の座が変わったため、Ⅱでは出番が激減している。
- トランプ Ⅰ、Ⅱ登場
- 自由を愛する雑種の野良犬。機転が利き、Ⅰ、Ⅱでも勇敢は健在である。ジム家に来る前は機関車の操車場、廃品置き場で暮らしていた。捕まった野良犬仲間を逃がしているため、保健所に目を付けられている。さまざまな名で、曜日ごとに人間の家を渡り歩いて暮らしている。「赤ん坊が生まれると、人間は犬を愛してくれなくなる」との体験談を語るところから、飼い犬の経験もあるのだろう。頭がよく、いたずら好きで、ニワトリを追いかけるのが好き。3匹の犬と戦っても勝てる能力の持ち主である。レディと恋に落ちるが、他の野良犬たちの証言によると可愛い女の子に弱く、それまでにも幾つかの色恋沙汰があった。しかしめでたくレディと結ばれ、ジム家の飼い犬になる。Ⅱでは仲のいいバスターを一流の野良犬に育て、肉を積んだトラック1台を盗み捕獲員24人と警察や軍隊を出動させる騒動を起こしたらしい。おそらくレディと恋に落ちその時バスターとレディを選ばされレディを選んだためバスターからはよく思われていない。Ⅱでは野良犬の感や運動神経が鈍くなってしまった。
- ジョック Ⅰ、Ⅱ登場
- ジム家の近所に住む山の手育ちのスコティッシュ・テリアで、血統にこだわりを持つ。長い眉毛と鬚が特徴である。自分の家の近くに骨を隠すひみつの場所がある。ある程度の老犬であることが窺えるが、レディを元気付けるためにトラスティと共にレディにプロポーズしようとする場面も。レディのよき友人であり、先輩としてよき相談相手でもある。
- トラスティ Ⅰ、Ⅱ登場
- 顔全体のしわが特徴的なブラッドハウンドで、ジョックとは近所での古い付き合い。祖父のリライアブル爺さんを慕っており、その武勇伝を何度も語ろうとする。また、よく利く鼻が自慢でジョックはきかなくなったといっていたがあながちそうでもない。
- セーラ Ⅰ、Ⅱ登場
- ジムの伯母。ベビーシッターとしてジム家にやってくる。犬を毛嫌いしているため、レディは赤ん坊を襲ったという濡れ衣まで着せられ、口輪を付けられる羽目に。Ⅱでは行方不明のスキャンプを探そうとしないので犬嫌いは続いているようである。
- サイとアム Ⅰ、Ⅱ登場
- セーラおばさんに可愛がられている飼い猫で、シャムネコの双子。コミカルな持ち歌「シャムネコの歌」に乗って、ジム家でやりたい放題のいたずらをする。ずる賢く意地悪で、レディにとって厄介者。
- トニー Ⅰ、Ⅱ登場
- トランプが贔屓にしているイタリアン・レストランの主人。トランプに対する呼び名は「タフガイ」。トランプがレディを連れてきたことを喜び、スパゲッティを振舞う。バンドネオンを演奏し「ベラ・ノッテ」を朗々と歌い上げる場面は本作の名場面の一つ。
- ジョー Ⅰ、Ⅱ登場
- レストラン「トニー」の従業員。主人には頭が上がらない。マンドリンを弾いてトニーの歌を盛り上げる。
- 保健所の犬たち Ⅰ、Ⅱ登場
- 保健所の捕獲員に捕まったと思われる犬たち。名前のわかる犬はペグ、ブル、ダクシー、ボリス、タフィー、ペドロ、(ナッツィ)である。ほとんどの犬がトランプのことを知っている。ダクシーは保健所から脱出するための穴を掘っている。ペドロの姉(ロジータ、チキータ、ファニータ、)はトランプと仲良くしていたようだ。(しかし日本語版ではロジータのみ)Ⅱではキャラクターは一新されておりⅠのキャラクターは全員ででこない
- スキャンプ Ⅰ、Ⅱ登場
- Ⅰではカメオ出演のみ、Ⅱの主人公。トランプとレディの息子。トランプに似た体をしている。やんちゃでトランプから「いたずら小僧」と呼ばれている。ジムの家出の暮らしにうんざりし外での暮らしに憧れていた。しかし途中バスターの裏切りにあい飼い犬に戻った。
- エンジェル Ⅱ登場
- 廃品置き場にいる犬でバスターに気に入られていた。今まで5つの家族を渡り現在に至った。スキャンプと恋に落ち飼い犬になりたい本心がバスターにばれ廃品置き場を追い出された。その後ジム家に迎えられた。
- バスター Ⅱ登場
- 廃品置き場の犬たちのリーダー。「ご機嫌だぜ」が口癖。毎日生きるためだが悪さをしている。トランプとは昔は大の仲良しだったがレディを選んだため仲が悪くなった。
- 子犬たち Ⅰ、Ⅱ登場
- トランプとレディの子供でそれぞれアネッタ、コレット、ダニエル。レディに体が似ている。風呂が大好き。少し生意気でスキャンプをよく思っていない部分もある。
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- ^ ディズニー・アニメーションQ&A 本名はジョン・A・カッティングなのですが、ニックネームとして「ジャック」が定着し、それで両方の呼び方がなされたようです。
- ^ 朝日新聞 平成23年5月26日夕刊6ページ ジャーナリズム列伝37回 「わんわん物語」のブルドッグ役を誰にするか、難航した。「この声がいい」。カッティングがそう言ったのは、国会中継で質問していた浅沼稲次郎の声だった。
- 1 わんわん物語の概要
- 2 声優
- 3 わんわん物語II
- 4 外部リンク
固有名詞の分類
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