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わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/27 04:16 UTC 版)

わたらせ渓谷線（わたらせけいこくせん）は、群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市の間藤駅に至るわたらせ渓谷鐵道が運営する鉄道路線。旧国鉄特定地方交通線の東日本旅客鉄道（JR東日本）足尾線を引き継いだ路線である。通称は「わた渓（わたけい）」、「わてつ」（呼称も参照）。

注釈

^ その後も譲渡を受け計22両。^[7]
^ 東日本旅客鉄道（JR東日本）に承継されたため、名目上桐生 - 足尾本山間で旅客営業開始。ただし、実際の旅客営業は桐生 - 間藤間であった。同時に、下新田信号場 - 足尾本山間が日本貨物鉄道（JR貨物）の第2種鉄道事業区間（貨物扱い駅は足尾・足尾本山）となった。
^ 転換と同時に日本貨物鉄道の第2種鉄道事業も廃止。間藤 - 足尾本山間 (1.9 km) は、わたらせ渓谷鐵道の免許線（未開業）となった。
^ 2018年6月28日付の運輸安全委員会の鉄道事故調査報告書によると運転においても路線規定の速度超過は確認されていない。ただ、軌道検測（事故列車の往路）で著しい軌間変位の確認があったのにもかかわらず事故の起きた復路では適切な速度で走行していなかったことに加え、キヤE192-1の前台車・第1軸に関しては事故後の車輪内面距離の数値が大きくなっているために路線自体の調査から不良枕木の発生における犬釘が浮いた状態での「軌間拡大」による脱線によると考えられる^[25]。

出典

^ ^a ^b 寺田裕一『改訂新版データブック日本の私鉄』 - ネコ・パブリッシング
^ 沿線ガイドマップ中面 - わたらせ渓谷鐵道
^ トロッコ列車 - わたらせ渓谷鐵道
^ 両陛下、トロッコで来桐　新緑の渓谷に笑顔 - 桐生タイムス
^ わたらせ渓谷鐵道でお召列車運転 - 鉄道ファン・Railf.jp、2014年5月23日
^ 『足尾鉄道の一世紀』42頁
^ 澤内一晃「南海の二軸客車」『鉄道ピクトリアル』No.835
^ 「本免許状下付」『官報』1910年2月2日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「運輸開始」『官報』1911年4月20日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「停車場名改称」『官報』1912年6月19日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「私設鉄道運輸開始」『官報』1912年9月12日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「私設鉄道運輸開始」『官報』1912年11月18日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「停車場改称」『官報』1912年11月27日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「私設鉄道運輸開始」『官報』1913年1月14日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「鉄道院告示第92号」『官報』1913年10月10日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「鉄道院告示第70号」『官報』1914年8月24日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 「鉄道院告示第94号」『官報』1914年10月28日（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ ^a ^b ^c ^d ^e 『足尾鉄道の一世紀』184 - 185頁
^ ^a ^b ^c 「26日で足尾線草木駅廃止」『交通新聞』交通協力会、1973年6月21日、3面。
^ ^a ^b 「JR年表」『JR気動車客車情報 89年版』ジェー・アール・アール、1989年8月1日、145頁。ISBN 4-88283-110-4。
^ ^a ^b 「鉄道記録帳2002年8月」『RAIL FAN』第49巻第11号、鉄道友の会、2002年11月1日、24頁。
^ “★わたらせ渓谷鐵道「駅ナンバリング」を導入★” (2017年3月22日). 2017年3月22日閲覧。
^ “わたらせ渓谷鉄道で点検車両が脱線けが人なし”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2017年5月22日). オリジナルの2017年5月25日時点におけるアーカイブ。 2017年6月3日閲覧。
^ 草町義和 (2017年5月23日). “わたらせ渓谷鐵道でJR検測車が脱線、大間々〜間藤間で運転見合わせ”. レスポンス. イード. 2017年6月3日閲覧。
^ “鉄道事故調査報告書わたらせ渓谷鐵道株式会社わたらせ渓谷線花輪駅〜水沼駅間列車脱線事故” (PDF). JTSB 運輸安全委員会 (2018年6月28日). 2018年9月4日閲覧。
^ “わたらせ渓谷鉄道きょう全線再開　事故から19日ぶり”. 上毛新聞 (上毛新聞社). (2017年6月10日). オリジナルの2017年8月4日時点におけるアーカイブ。 2017年6月12日閲覧。
^ “わ鉄が19日ぶりに全線運転　観光や通院再開に喜びの声”. 上毛新聞 (上毛新聞社). (2017年6月11日). オリジナルの2017年9月12日時点におけるアーカイブ。 2017年6月12日閲覧。
^ 大島 & 劉 2008, pp. 26–28.
^ 大島 & 劉 2008, p. 27.
^ “わ鐵”の次なる100年へ：「トロッコわっしー号」を皆で応援！
^ 営業案内 - わたらせ渓谷鐵道
^ 一日フリーきっぷについて - わたらせ渓谷鐵道、2019年10月12日閲覧

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