わたつみとは? わかりやすく解説

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わた‐つ‐み【海神】

読み方:わたつみ

《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》

海を支配する神。海神。わたがみわたのかみ

「—の持てる白玉見まく欲り千度そ告(の)りし潜(かづ)きする海人(あま)は」〈万・一三〇二〉

1がいる場所の意から》海。大海

「—の豊旗雲入日さし今夜(こよひ)の月夜さやけかりこそ」〈万・一五〉


わた‐つみ【綿摘み】

読み方:わたつみ

成熟した綿花摘み取ること。また、その人綿取り。《 秋》「—やたばこの花見て休む/蕪村

江戸時代に、塗り桶2使って綿を延ばし小袖中入れ綿や綿帽子作った仕事また、それに従事した女。表向きはこの作業女工称し売春した私娼をいった。


わたつみ

作者長野まゆみ

収載図書あめふらし
出版社文藝春秋
刊行年月2006.6


わたつみ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:07 UTC 版)

名詞:海神

わたつみ海神, 綿

  1. うみにおわすかみ
  2. うみ

語源

関連語

名詞:綿摘み

わたつみ綿み】

  1. 綿花摘み取ること。(秋の季語)


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