三省堂 大辞林 |
「ろろん」の用例一覧
正岡容 随筆 寄席風俗 (青空文庫)
かなしくなつかしかった暮春の若竹で、あるいは、瓦斯の灯のよるべなく青い、どこか、もう忘れてしまった町の夜席で、——そんなところで数えるほど、それも決まって「三人旅」の「とろろん」だった。同じ話を数えるほど。ただ、その「数えるほど」であ...
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牧野信一 城ヶ島の春 (青空文庫)
唄のうたひ振りを餘程以前から、彼に習つてゐたのであるが、牧君がうたふと何んな慾深な醉拂ひでも、根生曲りの和尚さんでも、みんな思はず、ほろろん——として、丁字の花の香りに氣づき、煙つた月を見あげずには居なかつたけれど、では...
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