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「ろめい」の用例一覧
芥川龍之介 鷺と鴛鴦 (青空文庫)
電車の動きはじめる 拍子 ( ひやうし ) に、鴛鴦の 一足 ( ひとあし ) よろめいたのを見ると、忽ち 如何 ( いか ) なる 紳士 ( しんし ) よりも 慇懃 ( いんぎん ) に鴛鴦へ席を 譲 ( ゆづ...
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牧野信一 鎧の挿話 (青空文庫)
と同時に、 「キヤツ!」と叫んだのは九郎であつた。私は五六歩ヒヨロ/\とよろめいたが、たゞ風に吹かれた通りであつた。 「こいつ石頭だな。ようし、そんなら、これだ……」 九郎はまだ私の装束に気づかず、 傍 ( かた...
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里村欣三 放浪の宿 (青空文庫)
んと黒い一つの点になって出現したのであるが、その黒点が太陽の熱射の中を泳いで近づいて膨らみ切った時、それは日焼けのした、埃りまびれの若者が七月の太陽にゆだり切ってよろめいて来るのだった。噛み砕いた鉛筆の末端の様に、 先端 ( さき ) のほ...
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