三省堂 大辞林 |
ろうだん 0 【▼壟断】
〔「壟」は丘の意〕
(1)丘の高く切り立った所。
(2)〔ある男が丘から市場を見回し、品物を売るのに適した場所を探して利益を独占したという「孟子(公孫丑下)」の故事から〕利益をひとりじめにすること。
「手段を運(めぐら)して此の利を―せんものをと/緑簑談(南翠)」
「ろうだん」の用例一覧
内田魯庵 青年実業家 (青空文庫)
大資本家が小資本家を吸収して利益を 壟断 ( ろうだん ) すると云つてトラストの 幣 ( へい ) を頻りに論じてるが日本では先づ当分トラストが行はれるほど進歩しない。一緒に大きく儲けやうとはしないで 他人 ( ひと ) に儲...
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石川三四郎 土民生活 (青空文庫)
の同胞の共同生活の安全と独立と自由とを破壊する為に用ゐられる。個人と個人との間の、地方と地方との間の、国民と国民との間の、物資の有無を融通し、需要と供給とを調和する為に商業は行はるべきである。其れが、其有無の融通を妨害し、供給を 壟断 ( ろうだん ) する...
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二十五年間の文人の社会的地位の進歩 (青空文庫)
雑居となった暁は向う三軒両隣が尽く欧米人となって土地を奪われ商工業を壟断(ろうだん)せられ、総ての日本人は欧米人の被傭者、借地人、借家人、小作人、下男、下女となって惴々焉憔々乎として哀みを乞うようになると予言したものもあった。又雑...
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