三省堂 大辞林 |
よのなか 2 【世の中】
「物騒な―になる」「―に出て出世する」
(2)世間の事情やならわし。世情。
「―を知らない人」
(3)その当時の世。当世。
「―に名高き逸物(いちもち)の者ども/宇津保(春日詣)」
(4)ある人の治世。
「―譲り聞こえ給ふべき事など/源氏(澪標)」
(5)世間の人気。
「―衰へなどして/大鏡(兼通)」
(6)男女の仲。異性間の関係。
「―をまだ思ひ知らぬ程よりは/源氏(空蝉)」
(7)外界。気候。
「秋待ちつけて、―すこし涼しくなりては/源氏(御法)」
(8)寿命。生きていられる年齢。
「―の今日か明日かに覚え侍りしを/源氏(柏木)」
» (成句)世の中は相持ち
» (成句)世の中は広いようで狭い
» (成句)世の中は三日見ぬ間に桜かな
» (成句)世の中は盲千人目明き千人
四日市市四郷地区方言 |
「よのなか」の用例一覧
正岡子規 四百年後の東京 (青空文庫)
時は第十一回平和会議の結果としてこれより十倍大の平和肖像を建設するの時なり。 といへり。しかれども世人はなほ平和の夢を 貪 ( むさぼ ) るに余念なく、宝舟と称する美術船にて今年正月二日に売り 捌 ( さば ) きたる七福神の画は未だかつてあらざるの多額に上りたり よのなか...
www.aozora.gr.jp/cards/000305/files/50391_39294.html
ひびのおしえ (Wikisource)
でおぼえずとて、これをすつべからず、一度も二度も十ぺんも二十ぺんも、おぼえるまでは勇気を 振 ( ふる ) ひ、なほつよくなりて、つとむべきなり。 十月廿七日 世 ( よ ) の 中 ( なか ) に父...
ja.wikisource.org/wiki/ひびのおしえ
島崎藤村 破戒 (青空文庫)
( わかもの ) の一人とは誰の目にも受取れる。正教員といふ格につけられて、学力優等の卒業生として、長野の師範校を出たのは丁度二十二の 年齢 ( とし ) の春。 社会 ( よのなか ) へ突出される、直に...
www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/1502_24633.html
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