ようぞんさんそとは? わかりやすく解説

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ようぞん‐さんそ【溶存酸素】

読み方:ようぞんさんそ

水中溶け込んでいる分子状酸素清澄な河川植物プランクトンの多い所では飽和量に近づくが、有機汚濁では、水中生物呼吸有機物分解の際に消費され酸欠状態になるので、水質汚濁尺度とされる。DO(dissolved oxygen)。


溶存酸素(DO) (ようぞんさんそ)

 水中溶けている酸素を示す。溶存酸素量は、汚染度の高い水中では、消費される酸素の量が多いため少なくなるまた、水温が高いほど、気圧が低いほど、また、塩分濃度が高いほど濃度低くなる。1気圧20度での純水溶存酸素量は約9mg/lである。きれいな水ほど酸素多く含まれる藻類著しく繁殖するときには炭酸同化作用活発になって過飽和となる。溶存酸素が不足する魚介類生存を脅かすほか、嫌気性となって硫化水素メタン等が発生し悪臭の原因となる。

ようぞんさんそ 溶存酸素 dissolved oxygen

「DO」と略称する水中溶解している酸素のこと。溶解する量は気圧水温塩分などにより影響される酸素量ppmで表す。汚染度の高い水中では酸素消費する有機物のため酸素の溶存が減少する水質汚濁指標一つとなる。しかしボイラ鋼管などに対して金属腐食する原因となる。

溶存酸素

読み方:ようぞんさんそ
別名:でぃーおー
【英】:DO,dissolved oxygen

水中溶けている酸素溶存酸素量は、汚染度の高い水中では、消費される酸素の量が多いため少なくなるまた、水温が高いほど、気圧が低いほど、また、塩分濃度が高いほど低くなる。1気圧20での純水溶存酸素量は約9mg/lである。きれいな水ほど酸素多く含まれる藻類繁殖するときには炭酸同化作用活発になって過飽和となる。溶存酸素が不足する魚介類生存を脅かすほか、嫌気性となって硫化水素メタン発生し悪臭の原因となる。

溶存酸素(ようぞんさんそ)

溶けている酸素(さんそ)のことをいいます酸素私たち生きるために大切なものです。私たち人間空気中の酸素呼吸して体に取り込んでいますが、海水中の動物プランクトンも、私たちのように呼吸こきゅう)して酸素取り込んでます。水中動物たちは、酸素溶けていないと、生きて行くことができません。水中酸素水面からも溶け込みますが、海の浅い場所では、植物しょくぶつプランクトン太陽光力を借りて酸素作ります酸素は、海水温度が低いほど、たくさん海水溶けます南極の海には植物プランクトン多く水温も低いので、海水溶けている酸素(溶存酸素)が多くなり、動物プランクトンたちが元気に呼吸できます



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