三省堂 大辞林 |
ゆるがせ 0 【▼忽せ】
〔「いるかせ」の転。古くは「ゆるかせ」〕
(1)物事をいいかげんにするさま。なおざりにするさま。
「―にする」「一字たりとも―にできない」
(2)厳しくないさま。ゆったりしたさま。
「時に連歌の掟を―にして俳諧といふも、これ歌道の一体なり/浮世草子・織留 3」「世を―に暮しける/浄瑠璃・千本桜」
日本語活用形辞書 |
「ゆるがせ」の用例一覧
菊池寛 小学生全集に就て(再び) (青空文庫)
をつくして当るつもりである。自分の担当して居る各巻については、一字一句もゆるがせにしないつもりである。 自分は、先に「小学童話読本」編輯以後も、「新小学童話読本」編輯のために、一昨年来数名の編輯員を常置して、あらゆる...
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中井正一 二十世紀の頂における図書館の意味 (青空文庫)
前にして、私たちはゆるがせにできない現実に対決しているのである。この世界が戦争の危機に直面しているとすれば、あらゆる書籍は、「人類が言語を発見していることを思い返すべきである」と叫びつづけている。 百年...
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宮本百合子 「愛怨峡」における映画的表現の問題 (青空文庫)
那の情感ある真面目ささえもっと内容的に雄弁につかまれ活かされたら、どんなに監督溝口が全篇をそれで潤わそうとしているペソスが湧いたか知れないと思う。あの作品の性質としてゆるがせにされないこういう箇処が割合粗末であった。おふみと芳太郎とは、漠然と瞬間、全く...
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