三省堂 大辞林 |
ゆくすえ ―すゑ 0 【行く末】
「この子の―が思いやられる」
(2)進んで行くずっと先の方。
「―は空もひとつの武蔵野に/新古今(秋上)」
(3)余命。
「―長き事をこひねがふ/源氏(幻)」
(4)来世。
「―にも、草木・鳥けだものとなるとも/宇津保(菊の宴)」
(5)来歴。
「彼の女房の―を委しく尋ねて候へば/太平記 18」
「ゆくすえ」の用例一覧
岡本かの子 売春婦リゼット (青空文庫)
( ほう ) り込んだ以上」は、つまり一度 貞操 ( ていそう ) を売物にした以上は、今さら 宿命 ( しゅくめい ) とか身の 行末 ( ゆくすえ ) とかそんな 素人 ( しろうと ) 臭い 歎...
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豊島与志雄 彗星の話 (青空文庫)
光で林檎をかじりながら、にこにこ笑っていました。——そんなことが何度もありました。 「ケメトスの 行末 ( ゆくすえ ) が気になる」とお祖父さんは 眉 ( まゆ ) をひそめました。 お 祖父 ( じい ) さんは考えたすえ...
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貧しき信徒 八木重吉 (青空文庫)
のからだの弱いこと 妻のこと子供達の行末(ゆくすえ)のことをかんがえ ぼろぼろ涙が出てとまらなかった 春 黒い犬が のっそり縁側(えんがわ)のとこへ来て私(わたし)を見ている 桜 綺麗な桜の花をみていると その...
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