三省堂 大辞林 |
やまのい ―ゐ 3 【山の井】
山の清水をためてある所。本来普通名詞だが、志賀の山越の山の井を詠んだ古今集の「むすぶ手のしづくににごる山の井のあかでも人に別れぬるかな」の歌により諸歌学書は山城国の歌枕とする。福島県安積山の山の井を詠んだ万葉集の「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに」の歌も知られ、この二首を本歌として多くの和歌が詠まれた。
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